賞味期限切れの油の上手な捨て方!未開封と開封済みを1年持つのか検証してみた!

料理に欠かせない油ですが、皆さんは油の賞味期限や捨て方を知っていますか?

油を捨てるときは正しいやり方で処分しないと、環境汚染にもつながります。

今回はそんな油について賞味期限や、捨て方を調べてまとめました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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賞味期限切れの油の4つの上手な捨て方

気がついたら油の賞味期限が過ぎていたことはありませんか?

でも大量の油ってどうやって処分したらいいのでしょう。

調べてみると油の捨て方はいくつか方法があるようです。

これからご紹介する方法で上手に油を処分してくださいね。

1.牛乳パックを利用して新聞紙など古紙に染み込ませる

まず、牛乳パックやジュースの空きパックを用意しましょう。

そしてその中に新聞紙などの古紙を中に詰めます。

それからそこに油を染み込ませガムテープで口を閉じます。

ビニール袋にいれて速やかにゴミに出しましょう。

詳しくは以下の動画をご覧ください。分かりやすく説明されています。

 

2.雑誌に染み込ませる

大きな鍋に油をあけて、そこに古い雑誌や新聞をいれて紙に染み込ませます。

半分ほど油を吸ったら雑誌をひっくり返すと反対側でも吸収できます。

この作業には一晩ほど時間がかかります。

全部の油を紙が吸ったら、ビニール袋を二重にしてゴミとして処分します。

 

3.小麦粉を使う

使った後の油を固める場合は小麦粉が便利です。

まだ熱い油に油と同量の小麦粉を混ぜます。

冷めるときに自然と固まるので、ビニール袋に入れてゴミに出します。

 

4.市販の凝固剤を使用する

スーパーなどで油を固める凝固剤が売っています。

簡単に油を固めることができるので簡単に油が捨てられますね。

少量の油はこれらの方法で処分できますが、大量に油を処分したいときには少々手間がかかりますよね。

そんな時はお住まいの自治体に問い合わせてみるといいかもしれません。

廃油から未開封の油までリサイクル資源として回収を行っているのです。

古い油は飼料や肥料に利用されています。

お住まいの自治体によって回収のルールが異なるのでホームページなどで確認してください。

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賞味期限切れの未開封の油は一年持つのか?

油の賞味期限はどのくらいあるのでしょうか。

もともと、油は賞味期限が長いです。

油自体の成分が安定しているので、長期間の保存可能なのですが、光や空気、熱によって徐々に「酸敗」してきます。

一般的なプラスチックの容器に入った油で1年です。

透明なガラス瓶は1.5年、着色ガラス瓶や金属缶は2年の賞味期限が設定されています。

ですが一般的には未開封でなおかつ冷暗所で保存されていた油は、半年ほどは賞味期限が過ぎていても大丈夫だといわれています。

酸化が進んだ油は匂いが臭くなったり、白っぽく濁ったりしています。

実際には、未開封だったとしても保存状態によるところが大きいのですが特に変わったところがなければ使用しても問題はないようです。

開封済みで賞味期限1年後の油はどうなっているのか?

では次に開封済みの油についてみていきます。

開封した油は空気に触れたり温度が変化することによって酸化が進んでいきます。

開封してあるので、カビや細菌の繁殖の危険もありますのであまり長い期間の保存はおすすめできません。

開封してから半年ほどを目安に使い切るようにしましょう

わたしも以前はコスパのいい大きな油のボトルを買って使っていましたが、半年で全部を使い切ることは難しかったです。

半年過ぎてもしばらくは問題なく使えたのですが、だんだんと嫌な臭いや油から煙が出るようになってきました。

こうなってくると油が悪くなっているサインなので使用するのをやめました。

まとめ

油は安売りしているときにまとめ買いしたり、お中元やお歳暮で頂くことも多いです。

ついつい戸棚の奥にしまって存在を忘れがちですが、時々賞味期限のチェックをするようにしましょう。

もちろん賞味期限内に使ってしまうことが一番いいのですが未開封のものは食用にしても大丈夫な場合もあるのでその都度確認してください。

また、処分する場合も決して流しに捨てたりせず、固めたり、紙に吸わせて可燃ごみで処分しましょう。

油を直接流しに流すことは、水道の詰まりの原因になるだけでなく、川の水質汚染、そして環境汚染にもつながってしまいます。

もし、お住まいの自治体が油の回収を行っていたらそちらもあわせて利用してみてくださいね。