2018年七草粥の由来、歌とは何?保育園の子供に伝える方法!!いつまでに食べるのか?
私の家では七草粥を食べる習慣はありませんでした。
幼稚園でも食べた記憶はありません。
ただ忘れているだけかもしれませんが私の記憶にはのこっていません。
主人に聞いても「食べた事ないかも」といっていました。
30代・40代は食べないのでしょうか?
そんな私ですが七草粥について紹介しようと思います。
関連記事:春の七草と秋の七草の違いと生える時期、名前の簡単な覚え方
七草粥の由来、歌とは何?
七草粥を毎年1月7日の朝に食べますよね。
これは「人日の節句(じんじつのせっく)」の行事になります。
「人日(じんじつ)」とは五節句のうちの1つで陰暦の1月7日にあたり、「人の日」をさします。
古来中国では
元旦 鶏
2日 狗(犬)
3日 猪(豚)
4日 羊
5日 牛
6日 馬
とあてはめて、それぞれの日には動物を殺さない事としましたが、1月7日は「人の日」で「人を殺めない」、つまり、犯罪者に対する刑罰が行われない日だったのです。
唐の時代には「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の野菜を入れた羹(あつもの・とろみのある汁物)を食べて無病息災を祈る様になったといわれています。
羹(あつもの)とは「羹に懲りてなますを吹く」のあつものです。
また、1月7日は中国で官史の昇進を決める日でもありました。
この七種菜羹を食べて出世を願ったとされています。
この習慣が日本に伝わって日本に古来からあった習慣「若菜摘み」と融合して七草粥になったとつたわられています。
今、思い出しましたが小さいころ祖母の家の裏が野原でつくしを従兄弟ととりにいきました。
たしかお正月だったので七草粥の材料にしたのかもしれません。
新春に若菜を食べると邪気を払って病気が退散すると考えられていました。
七草の覚え方のリズム、自己流でで大丈夫なのでラップ長で繰り返してみてください。
5・7・5・7・7のリズムに合わせてくちずさんで行くと覚えやすいです。
5→せり・なずな
7→ごぎょう・はこべら
5→ほとけのざ
7→すずな・すずしろ
7→春の七草
です。
これならおぼえやすいですよね。
関連記事:七草粥の由来は中国にあり!餅を入れる意味と七草粥の意味を子供でも分かるように説明
保育園の子供に七草粥の由来を説明する方法
保育園の子に七草と七草粥を説明するときどうすればいいのでしょうか?
例を参考に説明するといいと思います。
例1
「春の七草と七草粥ってきいたことある?」
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロっていう七草を入れておかゆを作るんだよ」
「お正月っておいしいものいっぱいたべるでしょ?だからお腹がびっくりして疲れちゃうからお腹にやさしいものを食べるんだよ」
「しかもこれを食べると1年元気で過ごせるっていう言い伝えがあるから遺書医に食べようね」
例2
「これは七草粥って言って今年1年元気に過ごせるように、っていうおまじないのおまじないなんだよ」
「1月7日にたべるってきまっているんだよ」
こんなかんじで説明すれば子供たちもわかるはずです。」
最近は七草粥セットと言うのが売っているのでそれをみせるのもいいですね。
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七草粥はいつまでに食べるの?
食べるタイミングは朝食に食べます。
1月6日に下ごしらえをして1月7日の朝食に食べます。
お粥を朝から食べるって少し不思議な感じですよね。
しかし、中国や香港では普通だとか。
七草粥は少し遅れても大丈夫です。
数日くらいなら大丈夫でしょう。
七草粥を食べる理由
お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわるために七草粥を食べる、といわれていますがこれは後付けといわれています。
本当の理由は人日の節句にその1年の無病息災と五穀豊穣を祈る為に食べるものとされています。
このため、お粥に入れる七草の厄払いをする事になっています。
七草粥の厄払い方法は
1、七草草を1月6日の夜に準備する。
2、7つの調理道具を用意する。
3、唱えごと(七草囃子)
4、歳徳神(としとくじん)の方向(恵方)をむいて
5、7回ずつ計49回たたく
以上です。
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七草粥を食べる風習はいつからあるのか?
小倉百人一首に光孝天皇の句に「君がため春の野に出て若菜摘む」とあります。
平安時代896年(寛平8年)に、宇多天皇は初めて七草粥の若菜をいれたお粥を神様に供えて無病息災を祈願し、これが七草粥の始まりといわれています。
室町時代に七草粥は足利氏の家風に始まるとする説もあります。
江戸時代になり、七日正月に将軍が七種の若菜を食する風習が定着します。
まとめ
七草粥は作るのが難しかったり、材料を探すのが大変だと思っていました。
しかし、最近ではスーパーに売っているのですね。
これなら来年はつくれますね!
がんばって作りましょう!