給与明細を捨てるのは再発行ができないからバイトであってもダメ?

頑張ってバイトで働いた結果が全て書かれているといってもいい給料明細。

みなさんはどうやって保管していますか?!

意外と知らない給料明細の意味についてみていきましょう。

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所得税が発生するかどうかで給与明細を捨てるかどうかをバイトの場合判断するべし!?

給料というものは、単純に働いた時給の分を貰えるというわけではなく、働いた時間や日数、扶養によっても所得税も変わってくるので計算が変わってきます。

年間の収入が103万円以下、月収が8万8000円未満である場合には所得税を払う必要がありません。

しかし、バイトの場合は特に毎月の給料が決まっているわけではないので月8万の月もあれば、月9万の月もあるでしょう。月9万となった場合には、源泉徴収されるために年末調整や確定申告をして、納めすぎた税金を還付してもらうことになります。

確認のためにも、給料明細は取っておくことをおすすめしますが、所得税が発生しないからといって給料明細をすぐに捨てていいというわけではありません。

給料の未払いや給料明細と振込額が違うなどの場合もありますから、給料明細は取っておくとよいですよ。

給与明細の保管はいつまですればいいのか税理士に聞いてみた

給料明細が大切なものであるということはある程度わかりましたよね。

では、給料明細はいつまで保管しておけば良いのでしょうか。

もちろん大切に取っておくべきものであっても毎月紙でもらうわけですから、保管場所も必要になってきますよね。

そこで、給料明細はいつまで保管すれば良いのか税理士さんに聞いてみました。

給料明細は、最低でも2年間は保管しておくべきだそうです。

給料明細は給料の額が違ったりした場合や未払などが発生した場合には証拠となる大事な書類です。

労働基準法において、未払賃金請求の時効は2年となっているので何かあった時に証拠として使えるためにも2年間は保管しておくことをおすすめするそうです。

最近では、給料明細を写真で撮ったりスキャンしたりしておくことでデータとして管理しておくという方も増えているようです。

データ化してしまえば、紙の保管スペースもそんなに必要なくなりますし、2年間は紙で保管ひておき、それ以降はデータとして保管する方法がおすすめだそうです。

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給与明細の保管はスキャンやアプリでデジタルで保存するのが楽!おすすめアプリも紹介!

上でもあげた給料明細をデータとして保存する方法にも様々ありますが、最近ではアプリでもデジタル保存できるんです。

写真に取っておくだけでなく、アプリ内でまとめておけば何かあった時にすぐ振り返ることができますからぜひ活用してみてください。

そこで、給料明細の保管のおすすめアプリをいくつか紹介していきましょう。

〇Edge Tracker 給与明細参照(無料)

いつでもどこでも、スマートフォンひとつで簡単に給与明細が確認できるアプリです。
過去のデータも簡単に確認できます。

〇給与マネジャ(120円)

収入を記録することができるアプリで、社会保険料や税金なども細かく記録し管理することができます。

バイトの給与明細を捨てたヤバイ経験を暴露!

給料明細は大切であるということはよくわかりましたが、実際に給料明細を捨ててしまったことでの失敗談をみていきたいと思います。

給料明細といってもいくら支払われるのかをさっと確認だけしてしまいがちですが、給料の計算をするのも人間ですから間違いだってあるかもしれません。

先月は結構働いたなぁと思って楽しみにしていた給料日。

ワクワク給料明細を除くもあれ?こんなもん?とは思いましたが、振込まれる金額をサッと確認しそのまま捨ててしまいました。

給料が振込まれたものの、やっぱりなんだか、納得ができず確認しようと思ったものの給料明細は捨ててしまい確認できるものがない…。

バイト先に確認しようかと思いましたが、捨てたともいえず、給料明細の再発行について軽く聞いてみたところできることはできるようでしたが、何に必要なのか?などきちんとした理由も必要のようだったので諦めました。

というより、あの時あの給料明細を捨てなければ確認できたのに…。

自分の勘違いかもしれないのに給料明細もしっかり見ずに間違ってませんか?!と聞くのも…と思い、今回は諦めましたが、それ以後きちんと給料明細は保管しておくようにしています。

あれ?と思った時に確認できるものがあるってすごく大事なことなんですね。

みなさんは、同じことにならないように必ず給料明細は取っておきましょうね!

まとめ

いかがでしたか?

給料明細ってなぜか捨ててはいけないというのはわかっていたけれど、実際になぜなのかって知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

給料明細もきちんとみてみると、働いた日数だけでなく、手当や保険料など様々なお金のやり取りがあってから給料として手元に届くのだなと感じることができますよ。

自分がしっかり働いたお金はきちんと貰えるように給料明細はしっかり保管しておきましょう。