これから到来する炎天下の季節にピッタリな美味しい果物と言えば、さくらんぼがトップに挙がるでしょう。
その甘くてコンパクトなさくらんぼは、食べても食べても満足できない!という方もたくさんいることでしょう。
道具なしでもさくらんぼ狩りを存分に楽しむことは可能ですが、準備を整えてから行けばより良い体験ができます。
この記事では、さくらんぼ狩りにはどのような服装を選び、どんなアイテムがあれば便利なのかなど、さくらんぼ狩りに向けた役立つ情報を提供します。
今年中にさくらんぼ狩りにチャレンジしようと考えている方は、旅行の参考にぜひご覧ください。
さくらんぼ狩りに適した服装
男性は快適に動ける服装を選べば大丈夫ですが、女性の皆さんは何を着ていけば良いかお悩みかもしれませんね。
農園の地面は土でできているので、汚れるのを避けるためにロングスカートは推奨しません。
また、一部の農園では脚立を使ってさくらんぼを採ることがありますので、その場合スカートは不適切です!
さくらんぼ狩りはもちろん、一般的なフルーツ狩りでも服が汚れることはままあります。
白い服やお気に入りの服は特に汚れが目立つため、さくらんぼ狩りの際は避けた方が無難です。
さくらんぼ狩りにぴったりな服装は、カジュアルで動きやすいものとスニーカーです。
また、ハウスでのさくらんぼ狩りでは、歩き回って食べているうちに暑さを感じることもあるでしょう。
それを考えると、温度調節がしやすい脱ぎ着可能な服装が理想的です。
さくらんぼ狩りの服装チェックリスト:
●初めに、動きやすさが重要
●スカートは控えましょう
●スニーカーやローヒールの靴
●汚れても問題ない服、特に白い服やお気に入りの服は避けましょう
●脱ぎ着可能な服
さらに暑く便利な持ち物も紹介します。
持っていて便利なアイテム
・タオル:ハウス内は暑くなることもあるので、汗を拭くために必要です。
・ウェットティッシュ:さくらんぼの果汁で手や口が汚れるときに便利です。
・ビニール袋:ゴミ捨て用として。
・お茶や水:水分補給は忘れずに。さくらんぼの甘さで喉が乾いてしまいます。
・替えの衣服(特に子供):汗や汚れもあるかもしれません。
・クーラーボックス:お土産用に。
さくらんぼ狩りで特に便利なのがウェットティッシュです。手についた果汁や泥もすぐに拭き取ることができます。
そして、お土産のさくらんぼを考えている方は、クーラーボックスの準備もお忘れなく。盛夏の暑さで鮮度が落ちてしまうのを避けるため、さくらんぼを新鮮な状態で持ち帰ることができます。
さくらんぼ狩りの注意事項
さくらんぼ狩りを充分に楽しむためには、ルールを守ることが肝要です。各さくらんぼ園には、オリジナルのルールが設けられており、初めての方は特にその詳細をよく確認することが望ましいです。
持ち帰るときは確認する
最も重要なルールとして、無許可での持ち帰りが禁じられています。一つや二つならいいだろうと気軽にポケットに入れてしまう人もいますが、農園側の利益を考慮し、おみやげが欲しいのであれば手ごろな価格の商品を購入しましょう。
さらに、さくらんぼ狩りの際には充分に注意して欲しい点があります。ハウス内でも狩りが許可されている特定のエリアがあります。エリアの詳細については、係員から事前に説明がありますので、その指示を確実に守ってください。
トイレの確認
もう一つ、重視すべきポイントはトイレ使用の状況です。農園によりますが、トイレが不足していることもあります。トイレの列に並び続けて結果的にさくらんぼ狩りの時間がほとんど取られてしまうと、悔しい結果になります。なので、さくらんぼ狩りに向かう前に、適当な場所でトイレを済ませておくことを推奨します。
サクランボ狩りで最も美味しく楽しむ為の時期は?
サクランボが最も美味しい状態で楽しめる時間帯は意外と変わります。これは果実の成熟度によるものです。ここでは、サクランボ狩りをより楽しむための最適な時期について解説します。
・ポイント1「朝が最適?」
なぜ朝が良いのかというと、サクランボの農家が収穫活動を主に早朝に行うからです。通常、朝の4時から9時までに収穫されます。気温が上昇する前に収穫することで、果肉が引き締まり、ジューシーなサクランボが育つのです。午後からは、引き続き美味しいですが、やや柔らかすぎる場合もあるため、可能であれば早朝に訪れることをおすすめします。
・ポイント2「上の部分を選ぶ?」
同じ木でも、高い位置にあるサクランボがより優れた選択となるでしょう。その理由は日差しがしっかりと当たることで、非常に甘くなったサクランボを楽しむことができるからです。低い位置のものはすぐに手が届きますが、それ以上に美味しいサクランボを求めるなら、高い位置のものを選ぶべきでしょう。
・ポイント3「葉は取らない方が良い?」
サクランボ狩りを行う際、葉はそのままにして果実だけを収穫する方が良いでしょう。葉を一緒に取ってしまうと、木へのダメージが生じる可能性があります。たくさんの葉を取ると、次年度のサクランボの出来が悪くなり、最悪の場合、サクランボ狩りができなくなることもあります。それがサクランボが需要代物であることを示しています。
まとめ:服装の工夫で、さらにさくらんぼ狩りを楽しむ
出かけるからといって、ヒールやスカートのような服装でさくらんぼ狩りに臨むのは、脚立の上り下りが大変で、更に無駄な体力を消費してしまいます。カジュアルでありながらもお洒落な服装もありますから、歩きやすい服装を選ぶことを心掛けましょう。美味しいさくらんぼを思う存分堪能できれば、みんなで大満足でしょう。家族や友人、パートナーとともに、初夏の一時を甘いさくらんぼとともに満喫しましょう。