恵方巻きの由来は花街の遊女の遊びであり花柳界の風習が現在に復活!
恵方巻といえば食べるときに一定の方角を向いて食べる風習ですよね。
私のところも毎年やっているのですが主人と二人で無言で同じ方角を向いて食べるのってなかなかシュールな感じです。
他の家庭でもやっていると思うともっとおもしろい絵になるな、と思います。
そんな恵方巻は私が高校の時にはやり出しました。
もとは関西の風習らしいですね。
ですがそもそも全国に恵方巻はなぜ広まったのでしょう?
今回は恵方巻の歴史について書きたいと思います。
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恵方巻とは
恵方巻とは節分に恵方を向いてと縁起がいいといわれている太巻きのことです。
丸かぶりして食べます。
私の友達のお母様は恵方巻を切ってしまったのでただの太巻きになってしまいましたが。
それだと、幸運がにげてしまいます。
恵方巻きの由来は諸説あり
その1
恵方巻は江戸時代から明治時代にかけて、大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのが始まりといわれています。
花街で商人が芸子たちが芸遊びをしながら商売繁盛をお祈り食べたようです。
しかし、花街のひとがたべるとなるととうぜん遊女もいるわけですよね。
女性としては丸かぶりをしている姿なんてあまり見たくないですよね。
やはり一人で食べていたのでしょうか。
でも、遊女なので仕事としてやっていたのでしょうね。
その2
江戸時代末期から明治時代初期、大阪の商人(「船場の商人」とする資料も存在する)による、商売繁盛の祈願ごととして始まったという説です。
起因として「厄落とし・縁起担ぎ」「船場にある階段の中段で女性が太巻きを丸かじりして願い事をした」「船場の旦那衆の遊び」などがあります。
女性が太巻きをかぶりつく姿はあまりみたくないですね。
その3
豊臣秀吉の家臣の堀尾吉晴が節分の前日に海苔巻きのようなものを食べて出陣し、戦いに大勝利をおさめたという故事を元にしているという説。
ただし、板海苔の誕生は江戸時代であることから、この説の根拠の乏しさがあります。
その4
1800年代のある年の節分の日に大阪近郊の申村(現在の此花区伝法付近と比定)に住む老若男女が集まり巻き寿司を食べるときに切り分けずに手間を省くため1本丸かぶりしたというのを発祥とする説です。
その4が一番信憑性が高そうですよね。お魚も焼くときはまるごとですよね。
「切る」ということは幸運も逃げていきそうな気がします。
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花街の遊女の遊びについて
私はあまり感じないのですが恵方巻を食べている姿って少しイヤラシイかんじがしませんか?
私だけでしょうか?
ですがその発想は間違ってはいませんでした。
どうやら大阪の花街界隈では節分の日に遊女(売春婦)に巻寿司を丸かじりさせる遊びがはやったそうです。
しかも、この説は恵方巻を広めた海苔問屋協会事務局長が自ら語っているので信憑性が高いです。
この説が正しいとなると高校生の純真無垢だったあのころの私は何をしていたのだろうと思います。
今は旦那と二人きりで住んでいて方向によっては私の姿はみえないのでほっとはしています。
やはり、主人でもそんな恥ずかしい顔見られたくないです。
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花柳界の風習とは何?
花街界隈では様々な専門用語が飛び交います。
私は京都出身なので何回も聞いたことがあります。
たとえば、「一現さん」。
なじみ客ではない初めてのお客さんのことです。
京都でいう祇園では一現さんを嫌います。
誰かの紹介でないと入れません。
なぜかというと、そういうお店はツケで月末にまとめて払うので一現さんだと払えないですよね。
だからです。
他にも「置屋」というものがあります。
芸者を育てるところです。
いわゆる芸能プロダクションのようなものです。
だいたいが女主人で芸者さんは「お母さん」とよびます。
「おとも」とは「車」のことだったり、「むらさき」は「お醤油」、「波の花」は「お塩」、「おすもぢ」は「お寿司」など、様々な隠語などがあります。
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まとめ
発祥が関西だということは知っていましたが実は花魁や遊女が関係していたのですね。
知らなかったです。
でもそこには男性の邪な気持ちがあったのですね。
なんか複雑です。
でも、また火が付いたときはコンビニの宣伝と書いてあったのでちょっとほっとしています。
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