初音ミクをはじめとする「ボーカロイド」を使った楽曲、通称「ボカロ曲」。独特の世界観とキャッチーなメロディで、今や音楽シーンに欠かせない存在となっています。TikTokやYouTubeでバズる楽曲も多く、カラオケでボカロ曲 を歌いたいという人も増えています。
この記事では、ボカロ人気ランキングから初心者向けボカロ、カラオケで歌える曲まで幅広く紹介します。「難しそう」というイメージを持っている方も、自分に合った一曲がきっと見つかるはずです。なお、最新の定番やトレンド、歌いやすい曲の傾向は、実例と解説がまとまったボカロ人気曲特集のガイドも参考になります。
ボカロ曲とは?その魅力と人気が続く理由
まずは、ボカロ曲 の基本情報とその魅力について解説します。
ボカロ文化の広がりと特徴
「ボカロ曲」とは、VOCALOID(ボーカロイド)という音声合成技術を使って作られた楽曲のことです。初音ミク、鏡音リン・レン、GUMI、重音テトなど、さまざまなボーカロイドキャラクターが歌う楽曲が日々生み出されています。
ボカロ文化の最大の特徴は、個人クリエイター(ボカロP)が自由に楽曲を制作・発表できること。ニコニコ動画やYouTubeを通じて、誰でも自分の作品を世界中に届けることができます。
近年では、米津玄師(ハチ)、YOASOBI(Ayase)、ヨルシカ(n-buna)など、ボカロP出身のアーティストが音楽シーンの第一線で活躍。ボカロ文化は、日本の音楽産業に大きな影響を与えています。
初心者でも聴きやすいポイント
「ボカロ曲は難しそう」と思われがちですが、実は初心者でも聴きやすい楽曲がたくさんあります。
- キャッチーなメロディ:耳に残りやすく、つい口ずさみたくなる曲が多い
- 多様なジャンル:ロック、ポップス、バラード、EDMなど、幅広いジャンルがある
- 歌詞の世界観:日常の感情から壮大なストーリーまで、共感できる歌詞が豊富
- MVの魅力:アニメーションやイラストを使った映像美も楽しめる
SNS・カラオケで支持される理由
ボカロ曲がSNSやカラオケで人気を集める理由は、以下の点にあります。
- TikTokとの相性:15秒〜60秒のショート動画にぴったりの中毒性あるフレーズ
- 「歌ってみた」文化:ボカロ曲を人が歌う「歌ってみた」動画が人気を集め、曲の認知度が広がる
- カラオケ配信のスピード:人気曲はすぐにカラオケ配信されるため、すぐに歌える
- 世代を超えた人気:10代から30代まで、幅広い世代に支持されている
最新トレンド!今人気のボカロ曲の特徴
2025年のボカロシーンは、かつてないほどの盛り上がりを見せています。最新のトレンドを押さえておきましょう。
楽曲の傾向(テンポ・ジャンル・歌詞テーマ)
最近のボカロ人気ランキング上位曲には、以下のような傾向があります。
テンポ
BPM130〜180程度のアップテンポな楽曲が人気。ただし、ゆったりとしたバラード系も根強い支持があります。
ジャンル
- ロック・バンドサウンド:エッジの効いたギターサウンドが特徴
- エレクトロニック:ダンサブルなビートとシンセサウンド
- 和風テイスト:和楽器や和風メロディを取り入れた楽曲
- ポップス:聴きやすく親しみやすいメロディライン
歌詞テーマ
自己肯定、葛藤、恋愛、孤独、社会批評など、若者の心に刺さるテーマが多い傾向にあります。
若年層に支持される理由
ボカロ曲が10代〜20代に特に支持される理由は、「共感性」と「発見の喜び」にあります。
- 自分の言葉にできない感情を代弁してくれる歌詞
- メジャーアーティストとは違う、アンダーグラウンド感
- SNSで「この曲いいよ」と友人に教えたくなる楽しさ
- プロジェクトセカイなどのゲームを通じた接点
中毒性のあるメロディが選ばれる背景
2025年上半期だけでも、「ダイダイダイダイダイキライ」「テレパシ」「雑魚」など、YouTubeで再生回数1000万回を超える楽曲が続出しています。
これらの楽曲に共通するのは、一度聴いたら頭から離れない「中毒性」です。サビのフレーズが印象的で、思わず口ずさんでしまう——そんな楽曲が、SNS時代に選ばれています。
カラオケで盛り上がるボカロ曲ベスト20
ここからは、カラオケで歌える曲として人気のボカロ曲 をランキング形式で紹介します。
選曲の参考指標として、実際の利用データに基づくボカロ月間カラオケランキングや、投票で決まるカラオケで歌いたいボカロ曲ランキングも活用しています。
盛り上がり系ナンバー(定番〜最新)
1位:シャルル / バルーン
儚くも美しいメロディと、切ない歌詞が魅力。カラオケランキングで常に上位に入る定番曲。歌いやすさと表現力が両立できる一曲です。
2位:ロキ / みきとP
デュエット曲として人気。テンポが速く難易度は高めですが、友人と一緒に歌えば盛り上がること間違いなし。合いの手もしやすいです。
3位:KING / Kanaria
ダークでクールな雰囲気が魅力。サビの「KING」の部分は誰でも歌いやすく、カラオケで注目を集められます。
4位:千本桜 / 黒うさP
ボカロ曲の代名詞とも言える超定番曲。和風ロックサウンドが特徴で、幅広い世代に知られています。
5位:ラビットホール / DECO*27
2024年にヒットした楽曲。キャッチーなメロディと深い歌詞が魅力です。
歌いやすい定番曲
6位:からくりピエロ / 40mP
メロディが滑らかで、テンポも穏やか。初心者でも挑戦しやすいバラード系の名曲です。
7位:メルト / ryo(supercell)
ボカロ黎明期の名曲。甘酸っぱい恋心を歌った歌詞と、覚えやすいメロディが特徴です。
8位:ハッピーシンセサイザ / EasyPop
軽快なビートと明るいコード進行が魅力。歌いやすい音域で、カラオケ初心者にもおすすめです。
9位:ロミオとシンデレラ / doriko
キュートな歌詞と疾走感のあるサウンドが人気。音程の上下が少なめで、比較的歌いやすいです。
10位:ゴーストルール / DECO*27
自分の存在を叫ぶような歌詞が魅力。サビで思いっきり声を出せて、ストレス発散にも最適です。
難易度別おすすめ曲一覧
初級(歌いやすい)
- 1ピース / 椎乃味醂:温かいメロディで息継ぎしやすい
- ハロ/ハワユ / ナノウ:音域が狭く安定して歌える
- 花降らし / n-buna:スローテンポで表現しやすい
中級(練習すれば歌える)
- メズマライザー / サツキ:中毒性あるメロディで人気急上昇
- ドーナツホール / ハチ:テンポは速いが音域は低め
- 夜咄ディセイブ / じん:カゲプロ人気曲、キー低めで歌いやすい
上級(チャレンジ曲)
- 初音ミクの消失 / cosMo@暴走P:最高難易度の超早口ソング
- 乙女解剖 / DECO*27:歌えたらかっこいい上級者向け
- ダイダイダイダイダイキライ:2025年話題の高難度曲
- 雑魚 / 柊マグネタイト:力強い歌詞と激しいサウンド
シーン別おすすめボカロ曲
カラオケで歌える曲を、シーン別に紹介します。
初心者向けで歌いやすい曲
初心者向けボカロを探している方には、以下の曲がおすすめです。
- からくりピエロ:テンポがゆっくりで音程が取りやすい
- 桜ノ雨 / halyosy:卒業ソングの定番。感情を込めて歌いやすい
- Fire◎Flower / halyosy:男性ボーカロイド曲でキーが低め
- ハッピーシンセサイザ:明るく歌いやすいポップソング
- モザイクロール / DECO*27:聴いているよりテンポが遅く感じる
初心者の方は、まずテンポがゆっくりで、音域が狭い曲から挑戦するのがおすすめです。歌い出しに迷ったら、音域やテンポ解説がまとまった歌いやすいボカロ曲の解説ページで自分のレベルに合う曲を確認してみてください。
感情を込めて歌いたいエモ系楽曲
しっとりと感情を込めて歌いたい方には、以下の曲がおすすめです。
- シャルル / バルーン:儚くて切ない歌詞が心に響く
- 命に嫌われている / カンザキイオリ:生と死をテーマにした深い歌詞
- 花降らし / n-buna:情景描写が美しいバラード
- ジョウネツ / 40mP:未練と自己嫌悪を繊細に描いた曲
- アンノウン・マザーグース / wowaka:wowakaの遺作となった名曲
速い曲が得意な人向けのチャレンジ曲
テンポの速い曲に挑戦したい上級者向けの楽曲です。
- 初音ミクの消失:BPM240の最高難易度。歌えたら尊敬される
- 脳漿炸裂ガール / れるりり:早口パートが多い人気曲
- マトリョシカ / ハチ:独特のリズムと早口が特徴
- ロキ / みきとP:デュエット必須の高速ナンバー
- 六兆年と一夜物語 / kemu:疾走感と壮大さを兼ね備えた曲
ボカロ曲を上手に歌うためのコツ
ボカロ曲 をカラオケで上手に歌うためのコツを紹介します。
発声・リズムの取り方のポイント
ボカロ曲は、人が歌うことを前提としていない曲も多いため、発声とリズムに工夫が必要です。
発声のポイント
- 腹式呼吸を意識する:高音や早口のパートでは特に重要
- 喉を開く:力まずにリラックスして歌う
- 声量をコントロールする:サビで張り上げすぎない
リズムのポイント
- 原曲を何度も聴く:リズムパターンを体に染み込ませる
- 歌詞を音として捉える:意味より音のつながりを意識
- メトロノームで練習:一定のテンポで歌えるようにする
速い曲の練習方法
速い曲を歌いたい場合は、いきなり原曲のスピードで練習しないことが大切です。
- 歌詞を完璧に覚える:見ながら歌うと遅れる原因に
- スロー再生で練習:YouTubeの再生速度を0.75倍などに設定
- 区切って練習:サビだけ、Aメロだけなど、パートごとに
- 徐々にスピードを上げる:0.75倍→通常→挑戦
- 録音して確認:自分の歌声を客観的にチェック
原曲キー・キー変更のコツ
ボカロ曲は原曲キーが高いことが多いため、キー変更の活用が重要です。
- まず原曲キーで試す:意外と歌えることもある
- 男性は-4〜-6程度下げる:女性ボーカロイドの曲の場合
- 女性は原曲か+1〜+2:鏡音レンなど男性ボーカロイドの曲の場合
- 1オクターブ下で歌う:高音が出ない場合の対処法
- 自分の音域を把握する:アプリで測定して適切なキーを知る
これから注目のボカロPと新世代楽曲
今後のボカロシーンを牽引するクリエイターと楽曲を紹介します。
人気上昇中のクリエイター紹介
- 柊マグネタイト:「雑魚」が大ヒット。エモーショナルでロックテイストの楽曲が特徴
- 香椎モイミ:「キャットラビング」で知られる。ゴシックな雰囲気とミュージカル要素の融合
- 廃原メモリ:重音テトを使った楽曲が話題。宗教的モチーフを取り入れた独特の世界観
- ツミキ:文学的な歌詞世界とエッジの効いたサウンドが魅力
- DECO*27:ベテランながら常に新曲がヒット。ボカロシーンを牽引し続ける存在
今後流行が予想される曲の特徴
2025年以降、以下のような特徴を持つ楽曲がトレンドになると予想されます。
- ゲームタイアップ曲:プロジェクトセカイなどの影響で認知度が広がる
- SNS発のミーム曲:TikTokでバズったフレーズから楽曲化
- ストーリー性のある楽曲:MVと連動した物語展開
- 新しい音声合成ソフトの楽曲:重音テト、可不、足立レイなど
ボカロ文化の未来と広がり
ボカロ文化は、もはや一部のファンだけのものではありません。
- MUSIC AWARDS JAPAN 2025で「最優秀ボーカロイドカルチャー楽曲賞」が創設
- 海外でも日本のボカロ曲が人気を集めている
- AI技術の進化により、より人間らしい歌声が実現
- メジャーアーティストとボカロPのコラボレーションが増加
2020年代は、ボーカロイドカルチャーの新たな黄金期と言われています。これからもさらなる発展が期待されます。
まとめ:自分に合ったボカロ曲を見つけてカラオケをもっと楽しもう
この記事では、ボカロ曲 の魅力からカラオケでのおすすめ曲、歌い方のコツまで幅広く紹介してきました。
曲選びのポイント総括
カラオケでボカロ曲を選ぶ際のポイントをまとめます。
- 自分の音域に合った曲を選ぶ:無理なく歌える曲から始める
- テンポを確認する:早口が苦手なら、ゆったりした曲を
- 知名度も意識する:周りが知っている曲だと盛り上がりやすい
- 好きな曲を選ぶ:感情を込めて歌えることが一番大切
カラオケで盛り上がるための心構え
ボカロ曲をカラオケで披露する際の心構えです。
- 完璧を求めすぎない:楽しく歌うことが最優先
- 恥ずかしがらない:堂々と歌うと上手く聴こえる
- 周りを巻き込む:掛け声やサビで一緒に歌ってもらう
- 練習を重ねる:好きな曲なら練習も楽しい
さらに知りたい人へのおすすめリソース
ボカロ曲についてもっと知りたい方は、以下のリソースを活用してください。
- ニコニコ動画:ボカロ曲の聖地。新曲からレジェンド曲まで揃う
- YouTube:公式MVや歌ってみた動画が充実
- プロジェクトセカイ:ゲームを通じて新しい曲に出会える
- Spotify・Apple Music:プレイリストで人気曲をチェック
- DAM・JOYSOUND公式サイト:カラオケランキングを確認できる
ボカロ曲は、歌唱力に関係なく楽しめる音楽ジャンルです。自分に合った一曲を見つけて、カラオケでの時間をもっと楽しんでください。きっと、ボカロの世界がもっと好きになるはずです。
