夏になると「選出」や「選抜」などの言葉が出ますがいったいなんでしょう?
特に女性はわからないですよね。
男性は興味ある方にはわかると思います。
では、わからない方にわかりやすく説明したいと思います。
選出と選抜の違いを例文で分かりやすく解説します
辞典などで調べると意味がよく似ています。
例文
入学試験がなく、書類による__で合格かどうかが決まる。
この場合は書類を“見極めて”選ぶから選考が適当だと思われます。
また、「書類選考」という言葉があることも関係して入りと思われています。
問題文を例にとると、試験の場合は選抜を使うことが多いです(例えば選抜試験)
これは選ぶ側が〇なら合格、×なら失格といったように考える必要がないからです。
選出は多くの中から何人かを選ぶ(成績などの良い順で)イメージがありあります。
また、デジタル大辞泉には「選抜」は
1、多数の中から基準・目的にあったものを選び抜くこと
2、<多く「センバツ」と書く>(「選抜高等学校野球大会」)
「センバツ」ときくとどうしても野球しか思い浮かばないような気がします。
センバツは選抜高校野球のためにあるのかもしれないと思うほどです。(笑)
私はセンバツと聞くと野球しか思いつかないのですが、あなたはどうですか?
(選出は(コトバンクより引用)
代表者・選手などを選び出すこと。
とかいてあります。
つまり、選出は多くの人から選ばれた人のことで、選抜はスポーツから1人(1校)選び出すいことです。
選出と選定はどう使い分ければいいの?例文でわかりやすく解説
選出の例文
選出の例文としてはどのようなものがあるのでしょう。
「府代議士として選出される」
「みんな巧いので選出するのが困難です」
「何故に縊死の形式を選出したのか」
「抽象的に選出さられる」
「彼は決死隊勇士の一人に選出された」
「大人の男子組合員とは役員の選出の点でも」
「三十二名の代議士を排出し、」
「反対しつつあるその選出の大統領となるために」
「渡米ラッシュの各界代表の選出にさいして」
「一般の不信と疑問はこの委員会選出法に集中されている」
「前年度の秋から、文芸懇話会賞の授賞者選出にからんで文化統制の問題が一般文化人の関心をあつめていたが」
「政治的な成長ということは、必ずしも隣組選出の区議を当選させるために主婦たちが活躍するというような末梢のことではあるまい」
「住んでる連中から選出の委員制度だ」
「あらゆる舌、あらゆる心の代表として選出しなければならない」
「同志小林が書記長に選出された頃、どんなことをしても一日に二枚は小説を書いているのだと話した」
選抜の例文
選抜の例文にはどのようなものがあるのでしょう?
「同じ中隊から選抜された」
「そうした水練の上手な兵士を三十人選抜して」
「この傾向を首肯いつつ、文芸委員のするという選抜賞与の実際問題に向うならば」
「それからマリヤの夜の時間は家計簿の記入と中等教員選抜試験準備のためにつかわれて」
「みんな金属工場から志願し、選抜されて来ている連中だ」
「親類の者の考えで蔵前を受けて誰でもが予想して居た通りの結果で選抜されるほどの頭も鬼っ子で持って居なかった」
「ドイツへの留学生を選抜するため農商務省でドイツ語の論文をかかせられ、一等になって」
「、同じ中隊から選抜された、これは大工だったと云う、堀尾一等」
「の上手な兵士を三十人選抜して、秋山大尉を捜させようと云うんだ。」
「文芸委員のするという選抜賞与の実際問題に向うならば、公平にして」
「本来の選抜試験の前に,一定の水準以下の者を不合格にすること」
まとめ
意外と外国からきて日本語を学んでいる人からの質問が多かったです。
やはり、日本人に難しいものは、外国人にはもっと難しく感じるのでしょうね。
日本語は世界樹の中で一番難しいといわれています。
そんな日本語を操れるなら英語やほかの海外の言葉もできそうなんです行けど、なぜか日本人はいやがりますよね。
そういう垣根取り払ってしまえばいいのに、と私は思います。