みなさんも普段利用するであろう夜行バス。
バスの運転手さんは、長時間の運転となりますが休憩や勤務体制はどのようになっているのでしょうか。
現役として働いている運転手さんに聞いてまとめてみました。
高速バスの運転手の休憩は法律的にはどうなっているの?勤務体制スケジュールも気になる
高速バスといっても、バス会社によって規定は様々違いがあるようですが、長距離を運転するバスですから、運転手さんはどう休憩しているのか?など安全に運転してもらうたもにも気になることは沢山ありますよね。
まず、気になるのが休憩時間です。
何度かPAに止まることのある高速バスもあるかと思いますが、そこでの休憩というのは運転手さんはなかなか休めませんよね。
厚生労働省労働基準局によると連続運転手 時間は4時間と定められています。
4時間を超えての運転となる場合には、4時間を超える前に30分以上の休息が必ず必要となります。
続きまして、勤務体制のスケジュールはどうなっているのでしょうか。
バス会社によって条件も異なることが多いようですが、一般的には2人1組で常務し12時間程度の運転の場合には、2時間交代などでの運転が多いようです。
また、1週間に1~2回ほどのお休みの日が義務付けられているので休みなく過酷というイメージは変わってきますよね。
高速バスの運転手が仮眠(寝る)場所・時間はどうなのか?シートベルトを付けるので安全で快適!?
バス会社によっても様々なバスがありますが、高速バスには仮眠室が設けられています。
バスの荷物を入れる下の場所についていたり、後部座席の後ろについていたりするものもあるんですよね。
仮眠室は、1人が横になって寝れるスペースはしっかりあり、運転席とつながる無線やライトなども備えつけられてあるのでゆっくりと仮眠を取ることができます。
とはいえ、バスの下部分はタイヤの近くでもあることから振動や騒音もあり神経質の方はなかなか難しいかもしれませんね。
高速バス運転手が運転中トイレに行きたくなったらどうする?仮眠室はトイレと繋がっているのか?
高速バスの運転手さんというのは運転中はもちろんその場から離れることはできません。
もしも、運転中にトイレに行きたくなった場合はどうするのでしょうか。
基本的には、常務前にしっかりとトイレは済ませておき、常務前の食事にも気をつかうそうです。
しかしながら、自然現象であるがゆえに運転中にトイレに行きたくなった場合には、最寄りのパーキングエリアに入りお客様の許可を得てトイレに行く場合もあるそうです。
仮眠室にてトイレに行きたくなった場合には、最近のバスは仮眠室とトイレが繋がっているバスが多く行き来できるようになっているんですね。
高速バスの運転手に差し入れをあげるなら何をいつどのタイミングであげたらいい?
長い時間、安全に目的地まで届けてくれたバスの運転手さん。
仕事とはいえ感謝を伝えたいという方も多いでしょう。
運転手の中には、「ありがとうございました」という感謝の一言をもらえるのが嬉しいと答える方が多くいらっしゃいます。
もし、感謝の気持ちを言葉だけでなく何か差し入れをしたいという方は、どのタイミングで渡すのがベストなのでしょうか。
現在運転手さんに聞いてみると、差し入れなんてお気遣いは必要ないですよと答えつつも、パーキングエリアでの休憩中に頂く差し入れも嬉しいようですが目的地に到着した際にありがとうございましたという気持ちのこもった差し入れが嬉しいようですよ。
まとめ
いかがでしたか?
様々な事故が起こる度に夜行バスの在り方が問われていますが、きちんと安定に目的地まで送り届けてくれている運転手さんもいるということを忘れずにいましょうね。