山形県にある銀山温泉は、大正時代の風情を色濃く残す人気の温泉地です。
ここでは雪が積もると、息をのむほどの美しい景色が広がります。多くの人が、この素晴らしい雪景色を一目見たいと願っています。
しかし、銀山温泉で雪を満喫するには、降雪が始まる時期と、雪景色が最も美しい時期を知ることが重要です。そこで、銀山温泉の雪に関する情報をまとめました。
銀山温泉での雪の期間は早ければ10月下旬から遅くて4月
東北地方に位置する銀山温泉は、冬の間、雪が長く降ることで知られています。
初雪の時期は年によって変わり、早ければ10月下旬、遅い年では12月初旬から中旬にかけてとなります。
また、雪が降り止む時期も年により異なり、4月にはまだ雪が残ることが多いですが、5月になるとほとんどの雪が溶ける傾向にあります。
最適な雪景色鑑賞時期は1~2月
銀山温泉の雪景色を楽しむには、十分な積雪が必要です。
そのため、最も美しい雪景色を見ることができるのは、1月から2月です。
夏の温泉街も魅力的ですが、雪に覆われた温泉街は特別な美しさを放っています。雪が多い1月や2月が訪問に最適です。
雪降る銀山温泉はまるで映画のワンシーンのようだった。 pic.twitter.com/shuwtVWmVO
— Kurizaki (@_taka_21) February 14, 2023
雪の降りしきる銀山温泉
また撮りに行きたいなぁ pic.twitter.com/YHRSE2egvd— airtime photography (@airtime_photo) February 7, 2023
銀山温泉での冬の服装はスキーウェアがおすすめ!
銀山温泉を冬に訪れる際には、寒さに適した服装を選ぶことが大切です。
寒い気候に合わせて、スキーウェアを着用することをおすすめします。
スキーウェアは、銀山温泉のような厳しい寒さに対応できる性能を備えています。
・防水機能付きの手袋
銀山温泉では雪が頻繁に降るため、手袋は欠かせません。
特に防水性の高い手袋を選ぶと、雪や水による濡れを防ぐことができます。
通常の手袋では濡れてしまい機能しなくなる可能性があるので、防水性に注意しましょう。
・長靴やスノーブーツ
大石田駅から銀山温泉までの道のりは、雪道が続きます。
軽い靴やスニーカーでの訪問は避け、雪解けによる水たまりや深い雪を歩くことを考慮した長靴やスノーブーツの着用が適切です。
・耳を保護するアイテム
寒い地域に住んでいる方はご存知かと思いますが、耳は寒さに特に弱い部分です。
耳当てや耳まで覆う帽子を用意し、寒さから耳を守ることが大事です。
銀山温泉の基本情報とアクセス
銀山温泉に訪れる前に、その基本情報とアクセス方法を確認しておきましょう。
基本情報
銀山温泉は山形県尾花沢市銀山新畑に位置しています。
郵便番号は〒999-4333です。
アクセス方法 雪の時期は電車がオススメ
アクセスに関しては、季節によって異なる方法が推奨されます。
雪のない時期には車での訪問が便利ですが、雪が降る季節には、雪道の運転に注意が必要です。
雪景色を楽しむためには、電車での移動をおすすめします。
電車
電車でのアクセスは、東京方面から山形新幹線を利用し、大石田駅で下車後、送迎バスで約40分です。
仙台方面からはJR仙山線を利用し、山形駅で山形新幹線に乗り換えて大石田駅まで行きます。
車
車でのアクセスの場合、東京方面からは東北・山形自動車道を経由し、山形ジャンクションから東北中央道、そして国道13号を通って約280分で到着します。
仙台方面からは、国道48号を経由して約50分で到着します。
飛行機
また、飛行機を利用する場合は、東京や大阪から山形空港へ飛び、そこからタクシーとJRを利用して銀山温泉へアクセスすることができます。
銀山温泉の宿泊施設はどこがおすすめ?
銀山温泉の宿泊施設の特徴
銀山温泉には、川沿いの源泉から直接湯を引いた12軒の伝統的な旅館があります。
最大収容人数は200名の旅館が1軒のみで、他は50名前後です。
最も小さい宿では、4室で13名まで宿泊できます。特に雪のシーズンは予約が困難になることが多いです。
銀山温泉滞在に最適なおすすめ旅館トップ3
銀山温泉には、その歴史的な魅力とともに、魅力的な旅館が数多く点在しています。
その中から特におすすめしたい3軒の旅館を紹介します。
1.旅館 藤屋
銀山温泉の中心部に位置する木造三階建ての高級旅館です。
独特のステンドグラス、竹梨フィルター賽虫籠、越前の手漉き和紙を使用した内装が特徴的。
全8室の客室はそれぞれ異なるテーマを持ち、竹、ひば、天空、石、地下といった5種類の貸切風呂を一日中楽しむことができます。
おしんの舞台で有名な山形県尾花沢市の銀山温泉。銀山川の両岸に、大正から昭和初期にかけての木造多層建築の旅館が立ち並ぶ、大正時代にタイムスリップした様な情緒薫るロマンチックな温泉街。藤屋は、全八室が銀山川に面する、歴史建築をモダン改装した瀟洒な宿。非日常的に流れる時間を大切な人と。 pic.twitter.com/jpihhNcQlO
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) February 17, 2021
2.古勢起屋別館
銀山温泉街の中央に位置する、大正ロマン漂う和風建築の旅館です。
川沿いの書院造り和室や静かな山側の和洋室があり、伝統的なお風呂と旬の食材を活かした和食が楽しめます。
山形県の泊まってよかったホテル・旅館選手権
最優秀賞
これはもう絶対に、
銀山温泉の古勢起屋別館大正ロマン溢れる温泉街の中央にあたる旅館。
ここは千と千尋のモデルや、おしんの舞台になった場所です。
雪の降る最高ですが、予約を取るのは至難の業です。 pic.twitter.com/w74ONpUsEG— 坊主 (@bozu_108) September 21, 2023
3.仙峡の宿 銀山荘
銀山温泉エリアで最も広い露天風呂を有する旅館で、寝ながら入れるユニークな露天風呂が自慢です。
純和風の客室からは湖や山々の景色が望め、地元山形の旬の食材を使用した夕食が評判です。
大正ロマン漂う銀山温泉入り口の高台にある宿がコチラ!温泉街とは徒歩5分ほど離れているので、静かにくつろげます。
露天風呂からは、季節ごとに異なる自然の美しさを鑑賞できます。内湯や岩盤浴もあり、客室には半露天の寝湯が付いた部屋も◎
▼銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘https://t.co/ulwOxq7HG5 pic.twitter.com/ZSZGIEAutl— トラベルブック【公式】 (@Travelbook_cojp) December 29, 2020
まとめ
銀山温泉は雪のシーズンが特に人気で、宿泊施設の予約が難しくなります。
夏から冬にかけての早めの予約がおすすめですが、準備と計画をしっかりと行うことが大切です。