春休み、何をして過ごすか迷っていませんか?宿題がなく、子供たちが退屈してしまうのはよくあることです。子供が家にいる時、親としては何か楽しいことを提供したいですよね。
でも、毎日新しいアイデアを思いつくのは難しいです。そこで、今回私たち3人のお母さんが、春休みを有意味に過ごすためのアイデアを考えてみました!
心理学や脳科学の観点から、その理由もお伝えします。小学生のお子さんをお持ちの親御さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
春休みに何をする?自立を促すアクティビティを増やそう
春休みが半ば過ぎ、何もせずに過ごしてしまうこともあります。そんな時、自分でできることを増やすことがおすすめです!
春休みにおすすめ①新学期の準備
新しい学年の準備を始めるのはどうでしょうか。新学年ではクラス替えや担任の変更、新しい役割や部活の開始など、環境が大きく変わります。これにより、子供たちが感じるかもしれない不安を少しでも和らげることができます。
・学用品のメンテナンス
ランドセルや筆箱を掃除し、鉛筆や消しゴムを整理しましょう。上履きや体育館シューズのサイズも確認しておきましょう。
・手作りの雑巾を作る
新学期の持ち物リストに「雑巾3枚」とあることが多いですよね。手作りの雑巾を一枚縫ってみるのはどうでしょう。家庭科の授業でミシンを使う学年もありますから、家にミシンがあれば、大人の方にお願いして使わせてもらいましょう。
春休みにおすすめ②家庭菜園を始めよう
春は植物の種まきに最適な季節です。野菜やお花の種を選んで、家庭菜園を始めてみませんか?これは子供たちにとって新しい体験となり、心を豊かにします。
・水耕栽培にチャレンジ
水耕栽培は初心者でも手軽に始められます。例えば、さつまいもの水耕栽培は、スーパーで買ったさつまいもからでも簡単に始めることができます。根と芽が出るのを観察するのは楽しいですし、家庭での収穫も楽しみになります。
夏休みの自由研究にも役立ちますので、成長記録を写真で残しておくと良いでしょう。
これらのアイデアを試して、春休みを楽しく有意義に過ごしてみてください。きっと新学期に向けての準備もでき、心も豊かになるはずです。
春休みのアクティビティ③メディア活用と創造的アウトプット
総務省統計局が行った10歳以上の小学生の趣味の調査によると、以下のような活動が人気です。
・テレビゲーム
・ペットの世話
・音楽鑑賞
・読書
・書道
・模型作り
・カードゲームやボードゲーム
・映画鑑賞
・アーケードゲーム
・コーラスや声楽
・編み物や手芸
テレビゲームは特に人気が高いですね。今はスマホゲームが多いですかね。
・メディア活用の理由
子供たちが長時間ゲームをすることに対する親の悩みはよくあることです。東京大学の調査によると、東大生357人のうち、43人がゲームを全くしていなかった一方で、115人が特にルールなくゲームを楽しんでいたとのこと。また、357人中80人が1日に12時間以上ゲームをしていたと答えています。
小学生時代に何かに熱中する経験は、子供の心の成長に重要です。
・アウトプットで自己表現の練習を
ただゲームを長時間して終わりにするのではなく、その経験をアウトプットすることが大切です。例えばゲームで難しい場面をどうクリアしたか、または好きなテレビ番組について自分の言葉で表現してみるのです。
発表が苦手な子もいますが、自己表現が上手でないのは経験不足から来ることが多いです。自分の意見や好きなことを表現する練習をすることで、新学期や中学校に進学しても、周囲とのコミュニケーションがスムーズになるでしょう。
好きなことについて語るのは楽しいものです。春休みを利用して、アウトプットに挑戦してみてください。
春休みと暇な時間、小学生の親ができる対応策
春休みは他の長期休暇と比べて、特に暇を感じやすい時期かもしれません。子供たちの暇な時間とどう向き合うかは、親としての対応にかかっています。ここでは、春休みの暇な時間をどう過ごすかについて考えてみましょう。
・暇な時間を大切に
まず、「暇」をネガティブに捉えないようにしましょう。暇を感じることは、子供たちがエネルギーを溜めて、何か新しいことに挑戦したいと思っている証拠です。
子供が「暇」と言ったら、「そうだね、何かする?」とすぐに提案せず、まずは子供の気持ちを受け止めましょう。子供自身から何かアイデアが出る可能性もあります。
・春の暇な時間を楽しむ
親としてできることは、子供と一緒に春の暇な時間を楽しむことです。春は気候が良くなり、花々が美しく咲き誇る季節。こんな素晴らしい季節に暇があること自体が素晴らしいことです。たとえば、お花見や公園でのピクニックを楽しむことで、春の魅力を十分に味わいましょう。
小学生高学年になると塾や習い事で忙しくなるかもしれませんが、春休みを利用して、親子での時間を大切にしましょう。
まとめ
春休みが暇な小学生とその親御さんへ、どう過ごせば良いかの提案をしました。春は新しいことを始めるのに最適な季節。小学生は新しいことにチャレンジし、親は子供たちとのコミュニケーションを楽しみましょう。この春休みが、新学年への準備期間として有意義なものになれば幸いです。