お正月のぜんざいが地域で違う理由とは?どう違うのかを徹底解説!
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お正月のぜんざいが地域で違う理由とは?どう違うのかを徹底解説!

04:冬(12~2月)
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お正月といえば、小豆や餅、白玉などが入ったぜんざいを食べるのが定番ですよね。

 

温かいぜんざいは、寒さに冷えた体もポカポカにしてくれます。

 

しかしこのぜんざい、実は地域によって指すものが違うんです。

 

今回は、ぜんざいの地域による違いやその理由について解説していきます。

ぜんざいとおしるが地域によって違う理由

 

そもそも、ぜんざいとおしるこの違いとは何なのでしょうか。

 

この2つの分類の仕方は、地域によって違います。

 

関東ではぜんざいとおしるこを、汁のありなしで分類します。

 

汁気のあるものがおしるこ、ないものをぜんざいと呼びます。

 

一方関西や九州では、あずきの種類で

ぜんざいとおしるこを分類しています。

 

こしあんのものがおしるこ、つぶあんのものがぜんざいと

されているのです。

 

関西でぜんざいと言えば温かい汁物となるため、

関東で言うおしるこのような存在となりますね。

 

地域によって、ぜんざいと呼ばれるものにも

大きな違いがあるんですね。

 

いったいなぜこのような違いが生まれたのでしょうか。

 

実は、なぜ地域によってぜんざいと
おしるこに違いが生まれたのか、
はっきりした理由は解明されていません

 

現在では、ぜんざいの発祥の地域も正確には
わかっていないのが事実です。

 

そもそもそれぞれの地域で誕生したときから
別物だったという考えや、発祥の地から全国に広まるときに
変化していったなど、さまざまな推測がされています。

 

同じ名前でも地域によって頼むと
違うものが出てくるというのは
少しややこしいですが、各地域に根付いた
それぞれの文化があるということなんですね。

 

ぜんざいの特徴

ぜんざいは、関東では汁気のないもの、

関西ではつぶあんが使われたものを表しますが、

漢字では「善哉」と書きます。

 

この「善哉」とは仏教の言葉で、「よきかな」と読まれます。

すばらしいということを表すときに用いられる表現です。

 

ある僧が、今ではぜんざいと呼ばれるものを食べた際に、

そのおいしさに「善哉(よきかな)」と発言した、と言われています。

 

すばらしいおいしさを表現した「善哉」がそのまま名前となり、

「ぜんざい」と呼ばれるようになったというのが、

ぜんざいの由来であるとされています。

 

小豆を砂糖で煮た甘い味付けが、

ぜんざいの特徴であるともされています。

 

確かにぜんざいと言えば、関西で言われるような

温かくてあまーい小豆の汁物を思い浮かべるという人も

多いのではないでしょうか。

 

先ほど、ぜんざいの発祥の地ははっきりとわかっていないと

お話しましたが、実は島根県の出雲が発祥ではないかという説もあります。

 

出雲のご当地グルメとなっているぜんざいも、

ぜひ一度味わってみたいですね。

 

 

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おしるこの特徴

 

おしるこは、漢字で書くと「お汁粉」と表記されます。

 

関東では汁気のあるものがおしること呼ばれていますが、

漢字からもその由来はそのまま想像できますね。

 

おしるこは江戸時代からある食べ物で、

塩気のある味付けで酒のつまみとされることもあったようです。

 

今ではおしること言えば甘味のイメージが強いですが、

塩気のきいた味付けのものもとてもおいしそうですね!

 

砂糖を使った甘い食べ物であるぜんざいとは

こういった部分でも少し違っていたんですね。

まとめ

関東のぜんざいは汁気がないもの、

関西や九州のぜんざいはつぶあんを使ったもの。

 

地域によって、同じ呼び方の食べ物も

分類の仕方から違うんですね。

 

関東の人が関西で、関西の人が関東でぜんざいを頼んだら、

思っていたものと違うものが出てくることがあるかもしれません。

 

でも、どちらもおいしいことは間違いなしですので、

自分の知らない新しい文化との出会いになるかもしれませんね。

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