伊勢神宮での厄払いの服装・料金・受付の時間からお札の奉納方法まで分かりやすく解説!
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伊勢神宮での厄払いの服装・料金・受付の時間からお札の奉納方法まで分かりやすく解説!

99:雑記・その他
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伊勢神宮は、多くの日本人が一度は訪れたいと願う、私たちの精神的なふるさとです。特に大きな節目を迎える年には、伊勢神宮での厄払いがおすすめです。

 

内宮には天照大御神が祀られており、日本人全体の氏神として信仰の対象となっています。そのため、内宮での祈祷や天照大御神のお札は、これらに特別な価値を感じる方も多いでしょう。

 

この記事では、伊勢神宮での厄払いの詳細についてお伝えします。厄払いのための手続きまで、受付の時間や料金、どのような服装が適切か、そしてお札の奉納方法など、詳しく解説しています。ぜひ、一緒に学んでいきましょう!

 

厄払いの際の服装について

厄払いは、一般的に神社の本殿での昇殿参拝として正式に祈りを捧げることが含まれます。伊勢神宮でも、内宮や外宮の神楽殿での正式参拝が行われています。

 

昇殿参拝を行う際に男性はスーツとネクタイが、女性はスーツやそれに準じた服装が望ましいです。カジュアルすぎる格好、例えばジーンズは避けるべきです。

 

【伊勢神宮での厄払いと料金】

既に受付時間についての理解が深まったとするならば、次に掛かる費用について見てみましょう。伊勢神宮では、参拝者は以下の3つのオプションから選びます。

 

5千円以上:5名までの祈祷が可能

8千円以上:8名までの祈祷が可能

1万円:10名までの祈祷が可能

 

寄付金額により神宮大麻(伊勢神宮のお札)の大きさは変動しますが、その大きさが祈りの効果に直接影響を及ぼすわけではありません。あくまで参拝者の心情によります。

 

また、伊勢神宮を訪れた際にはお札ばかりでなく、お守りも求める方も多いでしょう。そうした方々のために、厄除けのお守りが用意されています。内宮と外宮では、お守りの形状が少し異なります。

 

 

伊勢神宮での厄払い申込みと時間帯

 

・厄払いの申込方法

次に、厄払いの申込方法について説明します。個人参拝者は祈祷の予約をする必要はありません。当日直接申し込みを行うことが可能です。

 

ただし、100名以上のグループの場合は事前の予約が必要となります。その際は以下の連絡先にお問い合わせください。 ※連絡先⇒神宮司庁(0596-24-1111) 新年にグループで厄払い祈祷を行う場合は、多くの参拝者が訪れるため、早めに連絡をお願いします。

 

・厄払い受付時間

また、厄払いの受付時間は、8:00~16:00(随時受付)です。9時から開き始める他の神社に対し、遠方から早朝に訪れる参拝者にとっては、伊勢神宮の早い受付開始時間がありがたいでしょう。

 

受付場所は、内宮神楽殿と外宮神楽殿です。御祈祷申込書で「厄祓い」を選び、初穂料とともに窓口に持って行くことが必要です。

 

・厄払いの祈祷時間

受付が完了したら、次は祈祷の時間です。

 

祈祷の開始時間は、8:30からです。神楽殿にて直接祓いが行われます。「低頭してください」と指示されることも考えられますが、そのまま頭を下げて祈祷を受けてください。

 

祈祷の際は約15分間、正座を保ちます。足が痺れそうになることもありますが、その間耐えてください。体調が悪い場合は、躊躇せず足を伸ばして座って構いません。

 

・外宮から内宮への参拝の順序

伊勢神宮では、伝統的に外宮から内宮への参拝が推奨されています。これは厄払いも同様であり、その手順に従うことがおすすめです。

 

そのため、可能であれば土日祝日は避け、特に外宮での祈祷は朝早めの8時30分から始めると良いでしょう。

 

外宮から内宮までの距離は約5キロのため、参拝者は徒歩、バス、タクシーなどで移動します。徒歩だと約1時間、バスやタクシーだと約10分となります。

 

余裕をもったスケジュールを立てることをお勧めします。

 

 

 

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【お札の祭り方】

お札を受け取った後は自宅でどう祭るべきでしょうか?お札を祭る神棚の形状は、主に扉の数により、一社造や三社造が一般的です。

 

神棚にお札を祭る際には厳格な順序が求められます。天照大御神のお札は日本で最も尊崇されるものです。以下に挙げる指示を頭に入れて、お札の祭り方を見てみましょう。

 

今回は内宮のみで祈祷する方々の一社造(扉が1つ)の祭り方について説明します。

 

内宮・一社造

●一番手前:天照大御神のお札

●二番目:氏神神社のお札

●三番目:個人的に尊敬する神社のお札

 

 

次に、内宮と外宮の両方で祈祷する一社造(扉が1つ)の祭り方を説明します。

 

内宮と外宮・一社造

●一番手前:天照大御神のお札

●二番目:豊受大御神のお札

●三番目:氏神神社のお札

●最後:個人的に尊敬する神社のお札

 

また、内宮だけで祈祷する方々の三社造(扉が3つ)の祭り方についても説明します。

 

内宮・三社造

●中央:天照大御神のお札

●右側:氏神神社のお札

●左側:個人的に尊敬する神社のお札

 

最後に、内宮と外宮の両方で祈祷する三社造(扉が3つ)の祭り方を紹介します。

 

内宮と外宮・三社造

●中央:天照大御神のお札

●右側:豊受大御神のお札(その後ろ:個人的に尊敬する神社のお札)

●左側:氏神神社のお札(その後ろ:個人的に尊敬する神社のお札)

 

順序は複雑に思えるかもしれませんが、お札ごとの序列さえ理解すれば対応は可能です。

 

①天照大御神

②豊受大御神

③氏神神社

④個人的に尊敬する神社

 

神棚にお札を祭ったら、日々の生活への感謝の念を込めて、二拝二拍手一拝の作法で神棚にお参りしましょう。できれば毎日行うことが理想的です。

伊勢神宮について

伊勢神宮は、移動が一般的でなかった江戸時代にも、数多くの人々が「一生に一度はお伊勢参り」として訪れた場所です。この情緒は、「一生に一度はお伊勢参り」と歌われた民謡にも反映されています。

 

その昔、伊勢神宮は、祈りが叶った人々で賑わい、おかげ横丁では参拝者たちがお土産を探していました。

 

現在も全国から愛されている伊勢神宮の公式名は「神宮」です。神社本庁が認める本宗(最も尊ばれる神社)として、これを特別視するのが一般的です。

 

伊勢神宮には二柱の神が祀られています。内宮には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮には豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。

 

天照大御神は古事記や日本書紀に登場し、皇室の祖神であり日本人全体の守護神とされています。一方、豊受大御神は生活や産業の守護神として崇められています。

 

参拝する際は、伝統に則り外宮から内宮に向かうことが推奨されています。そのため、厄払い祈祷も同じ順序で行うことがおすすめです。

 

まとめ

「一生に一度はお伊勢参り」との言葉が示すように、伊勢神宮は古来より人々から願われてきました。現在でも全国から参拝者が訪れます。その正式名称である「神宮」は、最も尊ばれる神社を指し、伊勢神宮は神社本庁からも特別扱いとされています。

 

伊勢神宮での厄払いには、以下のポイントが重要です。

・内宮の天照大御神と外宮の豊受大御神の2体のご祭神が中心となります。

・受付時間は、8:00から16:00までです。

・祈祷料は、5千円以上、8千円以上、または1万円から選択することができます。

・昇殿参拝を希望する方の服装は、男性は背広とネクタイ、女性はスーツが適当です。

・お札の祭り方には、天照大御神、豊受大御神、氏神神社、

そして個人的に尊敬する神社の順序を遵守することが必要です。

 

特に初詣は参拝者が多く訪れるため、1月4日以降の参拝がおすすめとなります。

 

また、これらの時期は寒いため、暖かい服装で訪れることも忘れないようにしましょう。

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