夏休みに小学生が育てる朝顔のつるが予想外に長く伸びた場合、どのように対処すべきかを詳しく解説します。つるの巻き直しや切除の方法を検討しましょう。
朝顔のつるが過度に伸びたときの解決策は?
夏休みに子供が学校から持ち帰った朝顔、そのつるがどんどんと伸びてきて、どう対処すれば良いのか困ってしまいます。
この記事では学校から持ち帰ったプランターに栽培している朝顔のつるが伸びすぎた状態に直面したときの対処法について説明します。
①朝顔のつるを丁寧に巻きなおす ②つるが伸びる先に糸などを追加し、さらにそこに巻き付けていく ③伸びすぎたつるを切り落とす
それではそれぞれの対処法について順を追って詳しく述べていきます。
朝顔のつるの巻き直しは可能だが・・・
朝顔のつるの巻き直しについては、一見不可能に思えるかもしれませんが一概にそうとは言えません。
注意深く、ゆっくりと解いてから再び巻き直すことは可能です。しかし、すでにしっかりと巻き付けられ、固くなったつるを人為的に動かすことは、つるを折るリスクや傷つける可能性があるため難しいです。
強く絡まった箇所は、自力では難しく、結束などで支えてあげてスルーは避けるべきです。
これから伸びていく新しいつるは自然と巻き付いてくれます。
つるの巻き直しができるとはいえ、反対方向に巻き直すと朝顔は疲労してしまいます。
人間が反対巻きにしたとしても、新芽は自然に元の巻き方に戻ります。
朝顔のつるは基本的に反時計回りに巻きます。
したがって、つるを巻き直す際は反時計回りに巻き直すと良いでしょう。
朝顔のつるが長すぎたときの対処法
学校で育てていた朝顔のつるが予想以上に伸びて、なんと屋根まで到達してしまったときは、どうしたらいいでしょうか。その答えは、既存のつるにロープを追加して、それを屋根近くまで案内することです。つるが新しいロープに絡みつくことで、さらに長く伸びる可能性があります。
もちろん、横方向へつるを伸ばすことも可能です。ただ、朝顔は自然と上に伸びる傾向があるため、つるがロープに巻きつくたびに手で誘導する必要があり、それがやや手間になるでしょう。
多数の朝顔を育てて緑のカーテンをつくりたいときは、グリーンカーテン用のネットが便利です。自己流でロープを用いてネットを作るのも良いアイデアです。
朝顔のつるを切る方法とは?
出張から戻ってみたら、朝顔のつるが手に負えなくなっていたなんて経験はありませんか。そんな時は、思い切ってつるを切ってしまっても大丈夫なのです。
つるを切ると少し気が引けるかもしれませんが、植物には影響がないのです。新しい芽が出てきて再度伸び出すのですから。朝顔のつるを横方向に這わせたい時は、一度切ることで新たな枝を横へ伸ばせるかもしれません。
切ることで新たに出てくるつるの生命力がより強いと言われています。もし上部が過剰に茂ってしまった時は、5枚くらいの葉を残してから切ると、下から適度に茂る助けとなります。
まとめますと、朝顔のつるを切っても問題はなく、むしろ切った方が新たな枝が元気に伸びてくれることがわかりました。
さらに、朝顔のつるがまだあまり長く伸びていない時や、葉が10枚以下の時は一度切り、新たに伸びた部分がまた10枚以下の葉をつけたら再度切る。そうやって下からしっかりと茂らせる方法も有効だと判明しました。
これから朝顔を育てる時には、つるが伸びすぎたら早めに切ると良いと思います。
まとめ
夏休みに小学生が育てる朝顔のつるが思った以上に伸びてしまったとき、植物が本来進む方向に合わせてつるを再び巻き直すことは可能です!ただ、つるが折れたり、傷ついたりする可能性があるので、特にしっかりと巻きついた部分はそのままにしておいた方が無難かもしれません。そして驚いたことに、早めにつるを切ってしまうのが意外と良い効果をもたらすことがわかりました。切った部分から新しい枝が伸び、花もさらに美しく咲いてくれるようです。ですの、つるを切っても問題がないと判明したため、次回朝顔を育てるときには、早めにつるを切ってあげることも試してみようと思います。