大学生になると夜の時間制約がなくなり、徹夜で遊ぶ機会も増えます。その中でも人気の選択肢は飲み会やカラオケ。特に1年生や2年生のように、大学生活にまだ新鮮さを感じている学生は、カラオケで徹夜すること(通称:オケオール)に魅力を感じるかもしれません。
ですが、私の経験から言うと、カラオケ徹夜はおすすめできません。これまでに3回オケオールを体験したことがあり、その経験を踏まえて、その理由を詳しくお話しします。徹夜カラオケをすることの実際の体験と、学生にとっての利点と欠点について考察してみましょう。
徹夜カラオケのリスク:学生生活における注意事項
大学生になると、徹夜でカラオケ(通称:オケオール)を楽しむ機会が増えますが、実際にはいくつかのリスクが伴います。以下に、私の経験に基づいたオケオールのデメリットを挙げます。
・途中で眠気が襲う
通常のカラオケは夕方までに終わることが多く、活動時間中は眠くなりにくいです。しかし、オケオールは夕方や夜遅くから始まり、日付をまたぐこともあります。この時間帯は通常、眠気が増すため、徐々に歌う意欲が失われていきます。私の場合、深夜2時頃には眠くなり、活気が失せてしまいました。
・睡眠環境の問題
カラオケボックスは快適な睡眠環境とは言えません。部屋の大きさや人数にもよりますが、床で寝ることが一般的ですが、清潔さが保証されているわけではなく、カラオケの大音量は睡眠の妨げとなります。
・時間の進みが遅く感じる
オケオールでは、初めは楽しくても、時間が経つにつれて疲労が蓄積し、活動する気力が失われます。睡眠を取ることが困難な環境のため、時間が遅く進むように感じられます。
・生活リズムの乱れ
朝まで起きてしまうと、翌日の日中は強い眠気に襲われます。これは特に休暇期間中に顕著で、日中に睡眠を取ることで夜の睡眠が妨げられ、生活リズムが乱れる原因となります。
・料金の高さ
夜間のカラオケ料金は一般的に昼間より高く設定されています。時間的には長く楽しめる可能性がありますが、眠気に負けてフルに楽しめないため、料金が割高に感じられることがあります。
徹夜カラオケの例外的なシチュエーション
一般的に徹夜カラオケ(オケオール)はおすすめしない理由を述べましたが、例外的な状況があります。以下では、そのような特殊な状況について解説します。
・朝まで元気に歌い続けられる場合
もし徹夜しても全く眠くならず、朝まで元気に歌い続けられるなら、オケオールは良い選択肢かもしれません。日中のカラオケよりも長い時間を楽しめるため、十分な時間を活用して楽しむことができます。また、通常の時間帯よりも空いていることが多いので、待ち時間が短いのもメリットです。
・特定のカラオケ店を利用する場合
例えば、「まねきねこ」のようなカラオケ店では、18時以降に学生限定で非常に安い価格でフリータイムを提供しています。このような特別な料金設定がある場合、徹夜カラオケのデメリットは軽減される可能性があります。
ただし、以下の点には注意が必要です。
・平日限定の場合が多い
・2人以上での利用や学生証の提示が必要
・一部の店舗では全員のアプリ登録が必要
・電話予約が不可
・大人数での利用は事前に店舗に相談が必要
特に18時開始の場合は、早い時間から人が集まるため、遅めに到着すると長い待ち時間が発生することがあります。
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まとめ:徹夜カラオケの実践は慎重に
特定の状況下では徹夜カラオケを楽しむことができますが、一般的には頻繁に行うことはおすすめしません。格安料金で利用できる場合もありますが、生活リズムの乱れなどのデメリットを考慮する必要があります。しかし、学生の間に限られた経験として、一度だけのオケオールも悪くないかもしれません。