古文って難しいですよね。
日本語なのに外国語のようですよね。
私も苦手でした。
母が古文が得意なのでよく教えてもらっていましたがさっぱりわかりませんでした。
今回は古文の基礎と言われる竹取物語の簡単にわかりやすく解説しようと思います。
5分で分かる竹取物語のあらすじを紹介
竹取物語を5分で分かるように説明します。
以下のことが分かっていれば十分です。
それでは内容に入っていきましょう。
竹取物語の理解はこれだけで十分!
昔々、「竹取の翁」というおじいさんがいました。
おじいさんは竹を取って生活していたのですが、ある日黄金に光る竹があったので切ってみるとその中には小さな少女がいました。
その子を翁は持って帰り、夫婦で育てることにしました。
「なよのかぐや姫」となずけ、かわいがります。
かぐや姫は3か月たつと綺麗に育ち、その噂はまたたくまに広がり、結婚を申し込まれるようになりました。
特に熱心に結婚を申し込んでくる5人に伝説の宝物を持ってくるように、といいました。
しかし、あるものはねつ造し、あるものはケガをしたり、死んでしまう人も出てきました。
そのようなきれいなかぐや姫のうわさは都まで届き、帝はかぐや姫にぜひ会いたいと思い手紙を出しましたがかぐや姫はそれを断りました。
そこで、帝はかぐや姫に一度会いたってみたいという好奇心から狩りに行くついでに不意打ちでかぐや姫に会おうとましたが、かぐや姫は姿を消しました。
その後、かぐや姫は帝に対して和歌を詠み返事をします。
帝もそれにこたえ、和歌を詠み文通が始まりました。
3年間和歌で詠み合ったのですが8月のある日、かぐや姫は「私は月の人間で15
日に月へ帰らなければなりません」といいました。
帝や翁たちはもちろんびっくりです。
それをきいた帝は兵士をだして月へかぐや姫を生かせまいとします。
しかし、月からの使者がくると兵士たちは腰を抜かし、何もできなくなってしまいます。
そしてかぐや姫は帝に手紙と、天の羽衣と不死の葉を贈りました。
帝は手紙を読んで悲しみ、「かぐや姫がいないのに不死の薬があっても仕方ない」と和歌を詠み、不死の葉と手紙を駿河の近くの山で焼きました。
その山は不治の山(富士山)と呼ばれるようになりました。
かぐや姫のかぐやの意味とは?
かぐや=輝く
一般によく言われているのは光る竹の中から見つけた美しい姫なので「光り輝く」という意味の「かかよう」などの言葉から「かがやく姫=かぐや姫」名付けた、という解釈があります。
竹取物語とは?竹取物語を読んで分かる魅力
昔の人が書いたはずなのに「月(宇宙人)」からきたという発想がとても面白いと思います。
昔の人は作業のほかにすることがご飯を炊いたり寝ることしかなかったと思うので、その暇の間に書いたとしても月に人がいるということは考えたことが普通の人は考えなかったと思います。
他の古文にしても昔の人の想像力はすごいと思います。
「竹取物語は」同じ平安時代に書かれた「源氏物語」の作中にも「物語のでて初めての祖(おや)なる竹取の翁」とあるように、日本文学史において重大な存在とされています。
その理由は、月からやってきたかぐや姫と貴族たちによる和歌のやり取りを描いた歌物語の要素を含んでいる点からもうかがうことができます。
また、本当に合った山(富士山)を「不治の山=富士山」と結びつけたのも面白い発想で書かれてからかなり立っているのにいまだに色あせていません。
昔の人は頭がよかったんですね。
まとめ
竹取物語は高校に入ってすぐの古文で読みましたがだいぶ記憶が抜け落ちていました。
はじめて知ったのですが「現代の作家が訳したそれぞれの竹取物語」があるそうです。
面白そうなので、図書館にいって借りてこようと思いました。
私の古文の苦手意識もなくなるかな、と思いました。