映像作品(映画・テレビ)をどう表現すべき?「見る」と「観る」の使い分け方法
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映像作品(映画・テレビ)をどう表現すべき?「見る」と「観る」の使い分け方法

99:雑記・その他
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スマートフォンで動画を楽しむ際、どの漢字を使うべきと考えたことはありませんか?

日本語には、同じ読みながら異なる漢字で表現される言葉がたくさんあります。書く際に、どちらの漢字を選ぶかで迷うことも少なくありません。

そんな中で頻繁に使われるのが「みる」という動詞です。日常的によく使われるこの単語は、漢字では「見る」と「観る」の2種類で表現されます。

これらは似た意味を持ちますが、実際にはどんな違いがあるのでしょうか。例えば、映画やテレビを「見る」際には、どちらの漢字を使用すべきなのでしょうか?

ここでは、「見る」と「観る」の意味の違いと、それぞれの適切な使い分け方法について解説します。

 

「見る」と「観る」の意味の違い

・「見る」とは

「見る」は小学校1年生で学ぶ基本の漢字の一つであり、多くの意味を持っています。主な意味は以下の通りです。

目や視覚を使って色や形、状態などを確認する。
物事や風景などを直接訪れてその場で見る。
目で捉えた物事や文字、図形などを理解する。
物事の状況を見て判断する。

これらの意味はすべて、「目や視覚によって物事を捉え、それを判断したり理解したりする」という共通点があります。

 

・「観る」とは

「観る」は小学校4年生で学ぶ漢字ですが、「みる」という読み方は教科書では習わない「常用外表記」に分類されます。学校で教える漢字の読み方は、常用漢字とそれに定められた読み方に限られます。

「観る(みる)」という読み方は一般的ながらも、常用漢字としての正式な読み方ではないため、学校では教えないのです(小学4年生で習う読みは「観(かん)」です)。また、新聞や公文書では「観る」を使用しないのが通例です。

 

しかし、「観る」の漢字や読み方自体は間違いではなく、日常的に使用することは問題ありません。この漢字には以下のような意味があります。

 

物事をじっくりと目で捉える。観察する。
物事や風景などを訪れ、目で詳細に捉える。
芝居やスポーツなどを鑑賞する。

何かをじっくりと観察したり、楽しんだりする際に「観る」という表現が適しています。

 

 

「見る」と「観る」の使い分け方

・基本は「見る」を選択

日本語において「見る」と「観る」の使い分けに迷った際は、基本的に「見る」を選ぶのが無難です。「見る」には視覚を通じて物事をとらえるという意味が含まれており、多様な「みる」シーンに適応できます。これにより、幅広い「みる」行為に対応できる汎用性の高い言葉と言えます。

一方で、「観る」は「意識してしっかり目で捉える」というニュアンスが強いです。何かをぼんやり見るのではなく、集中して意識的に見る場合に適しています。

状況があいまいな場合や、特別に集中していない時は「見る」を使うのが適切です。一方、何かに集中して見ている場合は「観る」を選ぶと良いでしょう。

・映画やテレビにおける使い分け

例えば、映画館で映画を見る場合や、テレビでドラマを見る場合、どちらの漢字が適切でしょうか?

映画館で映画を見る場合、映画館に行くこと自体がその映画を「見たい」という意志の表れです。映画に対して集中している状況では、「映画をしっかり観る」と表現するのが適しています。

ドラマを見る場合も、作品に集中していれば「観る」が適切です。ただし、スマホを操作しながらテレビを見る、テレビをただ流しているだけ、映画を見るのがデートの一環である場合など、集中していない状況では「見る」を使うのが適しています。

 

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「みる」と読む他の漢字とその使い方

『見る』や『観る』以外にも、「みる」と読む漢字には『診る』『視る』『看る』があります。それぞれの意味と使い方をご紹介します。

 

・「診る」について

『診る』は、主に医療の場面で使われる言葉です。医者が患者の健康状態や症状をチェックする際に用いられる漢字で、「診察」することを意味します。「診る」の漢字は、「言う」と「密」を組み合わせた形から成り、「病人をじっくりと観察する」という意味を持ちます。通常、「診る」は医療関連の状況でのみ使われます。

 

実際に使われる例文は以下の通りです。

・患者の病状を診る・医師に病気を診てもらう

・入院患者の回復状況を診る

・「視る」について

『視る』は、ある物事に注意を向けたり、詳細に注目する場合に使用される漢字です。「観る」と似ていますが、「視る」の方が「特定の対象に集中して観察する」というニュアンスが強いです。調査や視察、評価などの限定的なシーンで使われることが多いです。「視る」にはまた、「~とみなす」や「~と考える」という意味合いもあります。

 

使用される例文は以下の通りです。

・被災地の現況を視る

・問題点を客観的に視る

・業務の効率化を視る

・「看る」について

『看る』は、「しっかりと見る」という基本的な意味の他に、「世話をする」「見守る」といった意味も持ちます。「看護」や「看病」といった言葉に見られるように、特に介護や看護の場面で使用されます。

 

具体的な例文は以下の通りです。

・祖母が孫の世話を看る

・病床の兄を看る

・在宅介護で父を看る

 

まとめ:「見る」と「観る」、シチュエーションに応じた使い方

「みる」という動詞には、「見る」と「観る」以外にも様々な漢字があり、使い分けは時として難しいです。しかし、「見る」と「観る」の使い分けを理解することで、言葉の表現が豊かになります。

日常的な状況では「見る」を用い、映画・テレビ・演劇・スポーツなどに集中している時は「観る」が適しています。この使い分けを意識することで、会話や文章での表現がより正確になります。

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