就労継続支援A型事業所と一般就労の違いがよく分からなくて方もおられると思います。
今回は就労継続支援A型事業所と一般就労の違いを分かりやすく誰でも理解できるように簡単に解説します。
就労継続支援A型事業所と一般就労の表面上の違いとは?
就労継続支援A型事業所と一般就労の違いは前者が福祉サービスであり、後者が一般企業であることです。
一般就労は障害者雇用オープンで企業で働くことを意味します。
中には障害者であってもクローズで働かれる方もおられますが。
私も長い間クローズで働いていましたが、さすがに無理と感じました。
後者は民間企業だけでなく、役所であることもありますが。
A型は福祉サービスを受ける側、つまり利用者なので利用料金も発生します。
利用者であり、雇用されているので、給料も発生します。
A型に通所している人は利用者でもあり、従業員でもあるのです。
これがA型のおもしろいところであり、難しいところです。
A型を利用する時は受給者証というものが必要になります。
一般就労は企業に勤めるということなので、もちろんただの従業員ということになります。
就労継続支援A型事業所と一般就労の個人的な感じた違いを述べてみる
私はA型と一般就労を両方経験しています。
これからはあくまでも私の経験談を語ります。
一般就労の作業内容
一般就労はお手伝いをする感じ、雑用係という感じです。
シュレッダーをかけたり、データ入力をしたり、配布する資料のコピーをするなどの単純作業が多いです。
障害者と雇われている以上仕方ないのですが。
A型の作業内容
一方、A型は場所によってはとても高度で面白いことをやることができました。
フォトショップを使って画像を作ったり、オークションで出品したり、検索キーワードの需要を解析する等(SEO)をやるなどあまり一般企業でやらないことをやっていました。
もちろん、一般企業でもそんなことをやっているところは山のようにあると思いますし、一般就労のように補助的な単純作業なこともあるので、事業所によって違いますが。
一般就労に移ってからは立場・状態はあがったのかもしれませんが、仕事のレベルが下がったように思いました。(笑)
賃金も最低賃金で同じだったですが。
ケースバイケースなのでしょうが。
まとめ
一般就労とA型の違いについて体験談を中心に書いてきました。
いかがだったでしょうか。
企業や事業所によって大きく違うと思うので、参考程度にしていただければ幸いです。
今後はA型の存在意義が問われているので、私が通っていたようなきちんと利益が出るようなことをしないとA型も残っていくのが厳しいのかもしれません。