最近は障害者の雇用が盛んになっています。
なので、知的障害者と電車やバスで一緒になり迷惑だなと感じたり、怖いなあと感じたことが少なからずあると思います。
変な行動をしている人は障害があるからなので、本人の意志ではありません。
なので、変なことをしているからやめろというのではなく、受け入れてあげなければなりません。
それでは、今回は知的障害の方と電車やバスのような公共交通機関で一緒になった時にできる適切な対処方法について書いていきます。
知的障害者が電車やバスで取る迷惑と感じる代表的な2つの行動
1.追いつきがなく、動き回る
落ち着きがなく絶えず動き回るという行動があります。
この人何考えいるのだろうと思うこともあるとは思いますが、そういう特性の人だと思ってあまり気にしないようにしましょう。
前の会社につとめていた時によく動き回る人とよく会うことがありました。
最初は全く気付かなかったのですが、ある雨の日なんか靴がすれるような音がずっとすると思ったら、落ち着きがなく動いている人がいたのです。
その時は障害に対する知識がなかったので、変な人だなと思っていました。
私は知的障害ではないのですが、若干落ちつきがないことがあるので迷惑だと感じられることがあるかもしれませんが、障害による特性なので認めてあげましょう。
2.たえずひとりごとをいう
2つめはひとりごとをずっという人も知的障害者である可能性が高いです。
何か考え事をしているときや気分がすぐれない時にそういう人がいたら迷惑だなとか感じることもあると思いますが、音楽を聞いたりしてあまり気にしないのがいいと思います。
知的障害者と電車やバスで一緒になった時に怖い・迷惑と感じた時の3つの対処法
知的障害者と電車やバスで一緒になった時にできる3つの適切な対処法について紹介します。
1.電車バスの時間をずらす
1番簡単かつ効果的な方法は電車やバスの時間をずらすことです。
知的障害の人は決まった時間に乗ることが多いです。
ロボットのように決まった時間に確実になるというのはすごいことです。
その特性を考えて、電車やバスに乗る時間をずらしたらいいのです。
とはいっても、朝早く起きたりしないといけないので簡単ではないのですけどね。
そう考えると知的障害の人は決まった時間に確実に乗るという能力はすばらしいといえます。
知的障害の方と一緒に仕事をしたこともありますが、いわれたことを忠実に飽きることもなく確実にやります。
人間は雑念があると行動できないといいますが、知的障害の方は雑念がないのでガンガン行動できるのですばらしいと思うことさえあります。
2.音楽を聞いたり、耳栓をする
これは独り言を繰り返すタイプの知的障害の方に会った時の対処法なのですが、スマホやオーディオプレイヤーで音楽を聞くといいでしょう。
また、音楽再生機を持っていなければ耳栓をするのも有効な方法の一つです。
要は音には音で対処する、音を遮るということですね。
これは1の方法が実践できない時にやってみるといいと思います。
なかなか1本早いバスや電車に帰るのは大変ですもんね。
特にバスの場合は時間通り来ないし。
車両を移動する
バスではできませんが、電車の場合は車両を移動するのも有効な方法です。
もし座っていたら立つことになるかもしれません。
精神的な体力を使うのか、肉体的な体力を使うのか取捨選択になりますが、体が使えるほうが楽なこともあると思います。
精神的な疲れというのは肉体のそれと比べて回復に時間がかかりますからね。
知的障害の方は作業所などに通所されている方が多いので、ラッシュ時間には一緒になることは少ないと思います。
まとめ
ここまで知的障害の方と電車やバスで一緒になった時の対処法について見てきました。
あなたも忙しいので仕事や家庭のことでイライラしていることもあると思います。
そんな時に簡単にできる3つの対処方法を紹介しました。
この記事を読んで1人でも多くの方が知的障害者のことを理解し、適切につきあっていけるようになっていただければ幸いです。