トースターや専用機能がない電子レンジでのパンの焼き方
PR

トースターや専用機能がない電子レンジでのパンの焼き方

99:雑記・その他
この記事は約5分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

トースターもトースト専用の電子レンジもないけれど、美味しいトーストを楽しみたい時はどうすればいいでしょう?

一般的な電子レンジではトーストを作るのは難しいですが、他の方法で美味しくトーストを作ることは可能です。

この記事では、トースターがなくても試せる美味しいトーストの作り方を2つと、オーブンレンジを使わない理由をご紹介します。

トースターや特別な機能のない電子レンジでもできる、香ばしい食パンの焼き方

 

トースターやオーブン機能がない電子レンジをお持ちでも、次の2つの方法で美味しい食パンを焼くことができます。

フライパンで焼く

フライパンを使って食パンを美味しく焼き上げる方法です。フライパンは一般的なキッチンに常備されているため、この方法はとても便利です。

ここで大切なポイントは、フライパンをしっかり予熱してから、強火でサッと焼き上げること。片面を1~2分焼いてから反対側をさらに1分ほど焼けば、美味しいトーストの出来上がりです。

もし風味を足したいなら、焼く前にバターやオリーブオイル、ガーリックなどを塗ると、一層美味しくなります。パンが乾燥している場合は、焼く前に水を霧吹きで吹きかけると、焼き上がりがしっとりします。麦茶を使うと、さらに香ばしさを楽しめます。

魚焼きグリルで焼く

もう一つの方法は、魚焼きグリルを活用することです。実は魚焼きグリルはパンを焼くのにも適しています。

グリルは小さくても高温になるのが早いため、食パンの外側はカリッと中は柔らかく仕上げることができます。

ポイントは、予熱後に食パンを入れて、短時間で焼き上げること。両面を焼く場合は1~2分、片面だけを焼く場合は1~2分後に裏返して30秒焼き加えます。

魚焼きグリルを使う際の心配事は、魚の臭いが移ることですが、実際には焼いている間に出る水蒸気が臭いを遮ります。焼き終わったら、臭いが移るのを防ぐためにすぐに取り出すことが肝心です。

 

なぜオーブンレンジでのトーストは美味しくならないのか?

学生時代にはじめて一人暮らしをした際、オーブンレンジでの食パンの温め方に失敗し、乾燥したトーストの出来上がりには衝撃を受けました。

オーブンレンジでトーストを作ると、なぜ期待外れになるのでしょうか?

食パンを焼く際に最もポピュラーな家電はトースターですね。トースターはヒーターの直接的な熱を利用して、短時間でパンの外側を焼き上げることができます。これにより、外はカリッと中はふんわりしたトーストが完成します。

一方で、オーブンレンジは様々な機能を持つ複合型家電です。

オーブンレンジの機能とは

・電子レンジ機能:食品を内部から加熱するためにマイクロ波を使う
・オーブン機能:対流熱で食品全体をゆっくりと均一に加熱
・グリル機能:ヒーターからの熱と対流熱で表面を焼き上げる

トーストモードがあるオーブンレンジでは、主にグリル機能が利用されますが、トースターのように迅速には働きません。

オーブンレンジでトーストを作るとパサパサになってしまう主な理由

では、オーブンレンジでトーストを作るとパサパサになってしまう主な理由は何でしょうか?

それには二つの原因が考えられます。

①オーブンレンジの庫内は広く、すぐには温度が上がらない
②ヒーターを露出できない電子レンジの設計上、表面を焼くのに時間がかかる

結果、パンを一枚焼くのに8~10分ほどかかる場合が多く、その間にパンの水分が蒸発し、乾燥したトーストができあがります。

基本的にオーブンレンジはトーストを作るためには最適化されていないため、「おいしさ」を追求するならば他の方法を考えた方が良いでしょう。

スポンサーリンク

オーブンレンジのトースター機能でパサパサになる理由を詳しく解説

オーブンレンジでトースト機能を使用してもパサパサになる主な理由は、加熱方法と加熱時間にあります。

1. 加熱方法の違い

トースターはパンの表面に直接的な強い熱を短時間で供給し、外側をすばやく焼き上げることができます。これにより、外はカリッとしていて、中はまだ湿気を保っています。しかし、オーブンレンジのトースト機能は、多くの場合、ヒーターを使って上部から熱を供給し、これがトースターほどの強い熱ではないため、パンを均一に加熱するのに時間がかかります。

2. 加熱時間の長さ

オーブンレンジでパンを焼くには、トースターと比較して長い時間が必要です。この長い加熱時間により、パンから水分が蒸発しやすくなり、結果としてパンが乾燥してしまいます。

オーブンレンジの庫内の構造も影響します。庫内が広いため、熱が分散しやすく、トースターのように集中的に高温をパンの表面に当てることが難しいのです。また、オーブンレンジは内部の空気を均一に加熱するのに適しているため、トーストをする際には、パンの内部までも長時間加熱され、結果的に乾燥しやすくなります。

以上の理由から、オーブンレンジでトーストを作る場合は、パサパサになりやすいという欠点があります。美味しいトーストを作るには、パンの水分を保つために短時間で強い熱を加えることが重要で、それは通常のオーブンレンジの機能では難しいのです。

 

まとめ

大学生の頃、トースターがなくオーブンレンジのトースト機能で作ったパサパサのトーストには笑ってしまいましたが、グリルを使って理想的なトーストができた時には嬉しさもひとしおでした。

トースターがあれば、美味しいトーストは簡単ですが、一人暮らしでスペースや予算に限りがあるなら、フライパンや魚焼きグリルを使ってみるのも一つの良い選択です。ぜひ試してみてください。

タイトルとURLをコピーしました