関東への転勤を機に、私のお気に入りの観光地となったのが鎌倉です。
古風な街並みに混じるおしゃれなスポットが魅力的で、
訪れるたびに新しい発見があります。
特に訪れたいと思いつつ、なかなか行けていないのが、銭洗弁天です。
この場所は「お金を増やす」という言い伝えがある人気のスポットですが、
鎌倉駅からは少々離れており、
アクセスが不便だったため訪れる機会がありませんでした。
同じように、銭洗弁天へのアクセスに悩んでいる方も多いかもしれません。
そこで今回は、鎌倉から銭洗弁天へのアクセス方法をバス、
車、タクシーそれぞれで詳しくご紹介します。
銭洗弁天とは?
銭洗弁天とは、正式名称を「銭洗弁財天宇賀福神社」といいます。
この神社の特徴は、境内に湧く水でお金を洗うことで、
その金運が何倍にも増えるとされています。
こうして「銭洗い弁天」として親しまれるようになりました。
このスポットの歴史は、1185年にさかのぼります。
当時の武将、源頼朝が夢で「特定の湧水を神仏に捧げることで平和がもたらされる」という神託を受けたことが始まりです。
頼朝がその湧水を見つけ出し、
そこに神を祀ったのが、現在の銭洗い弁天の地とされています。
その後、北条時頼がこの場所で銭を洗い、
一家繁栄を願ったことから金運に恵まれるという信仰が広まりました。
現在では、「お金を洗うと何倍にもなって戻ってくる」と信じられており、
休日には多くの参拝客で賑わう人気スポットとなっています。
銭洗い弁天の見どころと体験
銭洗い弁天への訪問時に体験できることや、
その見どころについて詳しく紹介します。
・お金を清める体験
銭洗い弁天に到着したら、まずは本殿で参拝しましょう。
その後、100円でお線香とロウソクを購入することにより、
お金を洗うためのザルを借りることができます。
このシステムについては賛否がありますが、
一度の体験としては新鮮かもしれません。
神社の奥に進むと、お金を洗う場所があります。
洗うお金はお札でも小銭でもよく、中にはクレジットカードを洗う方もいるそうです。
お札を洗う際は、端を少し濡らすだけで大丈夫です。
洗った後はタオルやハンカチで拭き、自然に乾かします。
・洗ったお金の使い道
洗ったお金をどう扱うかは重要なポイントです。
社務所の方によると、「洗ったお金は社会に流通させ、その福が巡ってくる」とのこと。
ですので、洗ったお金はしまっておくよりも使うことが推奨されています。
実際にご利益を感じた方も多く、
「臨時収入があった」「宝くじに当たった」という話もあります。
ただし、訪れる際は貪欲な心を捨て、
純粋な気持ちで参拝することが重要です。
銭洗い弁天で清めたお金を使って、金運の循環を促してみましょう。
銭洗弁天の基本情報
銭洗弁天、正式には宇賀福神社として
知られるこのスポットの基本情報を以下に記載します。
- 所在地: 鎌倉市佐助2-25-16
- 問い合わせ先: 宇賀福神社(電話番号: 0467-25-1081)
- 開門時間: 午前8時から午後4時30分まで