50歳以上の方におすすめの「大人の休日くらぶ」。JR東日本から提供されているこのサービスには、「ミドル」と「ジパング」の2つのプランがあって、それぞれのサービス内容には大きな違いがあります。
ジパングプランには年齢を重ねた方だけが加入できる特典がたくさん。このチャンスを見逃す手はありません。
「大人の休日くらぶ」のプランと年会費の詳細
●ミドル会員
【資格】
・男性は50歳から64歳
・女性は50歳から59歳
【年会費】
・2,624円(本会費2,100円+カード年会費)
●ジパング会員
【資格】
・男性は65歳以上
・女性は60歳以上
【年会費】
・個人で4,364円(本会費3,840円+カード年会費)
・夫婦で7,458円(夫婦会費6,410円+カード年会費)
どちらのプランもVIEWカードで支払うことが前提で、カード年会費515円が必要です。
ミドルとジパングでは年会費に大きな差はありませんが、ジパングの方が会員特典が豊富です。
会員限定でお得な割引チケット
ミドル会員にはこんなメリットがあります。
私も50歳になったらミドル会員になりました。特に「大人の休日くらぶパス」を狙っています。
この会員専用チケットは年に3回のチャンスで、15,000円でJR東日本管内が4日間乗り放題になりますし、新幹線の指定席も最大6回予約できるんです。
例えば、東京から仙台を往復する場合、はやぶさを使っても22,400円かかりますが、このチケットを使えば15,000円で済むので、かなりお得ですよね。
東京から青森までだと、さらに割引の恩恵が大きく、通常24,700円がぐっと安くなります。
ただし、このチケットは売り切れることもあるので、早めの購入がおすすめです。
4日間乗り放題のこのチケットは、まるで短期間のフリーパス。日帰りでのお出かけも思いのままです。
ただし、唯一の難点は、販売される時期が梅雨や冬に当たることがあることです。
それでも、この会員専用チケットはミドル会員にとって最大の魅力と言えるでしょう。
さらに、国内旅行商品が5%割引になったり、趣味の講座に参加できたりと、楽しさも盛りだくさん。
毎月届く会報誌には美しい写真が掲載されていて、次の旅行の計画もワクワクさせてくれますよ。
ジパング会員の豊富な特典
ジパング会員としての旅は、さらに充実したものになります。60歳を迎え、これほど心弾むサービスも珍しいです。
個人的には、JR全線でのチケット価格が20%から30%も安くなることが最大のメリットと感じています。特に頻繁に利用する東海道新幹線での割引は非常にありがたいです。
お得に東海道新幹線を利用する方法
・割引の適用条件
少なくとも201キロ以上の区間を利用する際に、割引が適用されます。
・割引の適用範囲
「のぞみ」と「みずほ」は特急券に割引がなく、乗車券のみが割引対象です。一方、「ひかり」と「こだま」は乗車券と特急券両方に割引が適用され、席種問わず利用可能です。
・繁忙期の割引制限
ゴールデンウィーク、お盆、年末年始といった繁忙期は割引対象外です。
・購入方法
割引チケットはJRの窓口でのみ購入でき、会員証の提示が必要です。全国のJR線窓口で対応可能ですが、購入時には余裕を持つことをお勧めします。
・割引率の具体例
初年度は最初の3回まで20%割引、4回目以降は30%割引が適用されます。更新会員は最初から30%割引となります。
たとえば、東京から新大阪までの指定席を利用した場合、通常料金が14,720円のところ、割引が適用されるとかなりの節約になります。
・会員資格の条件
ジパング会員になるためには、日本国内に居住していること、対象年齢に達していること、連絡が取れることが必要です。関東、関西、東北へ頻繁に旅行される方には特にお得です。
65歳以上の男性、60歳以上の女性なら、この特典をフルに活用するための加入を真剣に考えるべきです。
詳細はJR東日本の「大人の休日倶楽部」のウェブサイトでご覧いただけます。