スマートフォンや携帯を使ってフリーダイヤルに電話する時、料金が気になることってありますよね。「無料で使えるの?」とか、「通話料はかかるの?」といった疑問、そして「どうして繋がらないの?」という問題にぶつかることもあると思います。
この記事では、そんな一般的な疑問から、「フリーダイヤルって何?」という基本的なことまで、明確に解説していきます。注意すべき点や覚えておくべき事柄も一緒にお伝えするので、ぜひチェックしてくださいね。
フリーダイヤルへの通話料金は?
早速ですが、結論から言いますと、フリーダイヤルへの通話は、固定電話はもちろん、スマホからでも「無料」です。
・覚えておきたいポイント
通話が無料であることはうれしいですが、いくつか注意したいポイントがあります。これから詳しく解説していきますね。
無料の理由は?
・フリーダイヤルの仕組み
フリーダイヤルは、受ける側が料金を負担するシステムです。1985年にNTTが始めたこのサービスでは、通話を受けた側が料金を支払います。
カスタマーサービスの窓口として
企業は「商品の問い合わせや注文、クレーム対応」のために、この番号を設けています。これにより、お客様が気軽に電話することができ、企業は顧客サービスの質を高めることができます。
スマホから繋がらない時は?
・基本的には固定電話用
フリーダイヤルは元々、固定電話からの使用を前提としています。
・スマホから繋がらないフリーダイヤルも
そのため、中にはスマホからの通話を受け入れていないフリーダイヤルも存在します。スマホからかけて繋がらない時は、そういった理由からです。ガラケーも同様です。
・スマホ非対応のアナウンス
スマホから対応していないフリーダイヤルにかけると、「固定電話からお掛け直しを」というアナウンスが流れることがあります。アナウンスが流れても通話料はかかりませんので、心配しないでくださいね。
スマホ利用時のフリーダイヤル対応策と受話時の料金について
スマホからフリーダイヤルに繋がりにくい時、どんな手段を取れば良いのでしょうか?
・家庭の固定電話からかける
最も簡単な方法は、家にある固定電話を利用することです。
・携帯からしかかけられない場合
場合によっては、携帯電話を使ってしか連絡が取れないこともあるでしょう。そんな時は、その企業の公式サイトを見てみましょう。多くの場合、フリーダイヤルの代わりとなる番号が掲載されています。この番号を使用すれば、フリーダイヤルと同じ窓口と話ができます。
しかし、注意が必要です。代替番号はフリーダイヤルではないため、通話料がかかることを忘れないでください。
フリーダイヤルからの着信で料金は発生する?
フリーダイヤルにかけた場合、通話料を負担するのは受ける側ではないと説明しましたが、着信時にも料金がかかるのではないかと心配される方もいるでしょう。
・着信料金は無料です
ご安心ください。フリーダイヤルからの着信時には、受ける側に料金はかかりません。
フリーダイヤル番号の見分け方
フリーダイヤルを見分けるには、「最初の4桁」をチェックすると良いでしょう。次のような番号はフリーダイヤルですので、覚えておくと便利です。
フリーダイヤルの先頭4桁
0120
0070
0077
0800
0088
以上の情報がフリーダイヤルに関するご質問にお答えできればと思います。お役に立てたら幸いです。
フリーダイヤル以外の通話料金が発生しない方法
フリーダイヤル以外で通話料金が発生しない方法を探す場合、いくつかの選択肢があります。
インターネット通話アプリの利用:
LINE、Skype、WhatsApp、Zoomなどのアプリを使ってインターネット経由で通話する方法があります。これらのサービスは、Wi-Fiやデータ通信を使用して無料で通話が可能です。
ソーシャルメディアを利用した通話:
Facebook MessengerやInstagramのようなソーシャルメディアプラットフォームも、アプリ内で無料通話機能を提供しています。
企業のチャットサポートを利用:
企業の公式サイトに設置されているチャットサポートを利用することで、電話を使わずに問い合わせが可能です。
電子メールやお問い合わせフォーム:
企業によっては、電子メールやウェブサイト上のお問い合わせフォームを通じてサポートを提供していることがあります。
キャリアの無料通話プラン:
ご利用の携帯電話のキャリアが無料通話プランを提供している場合、その範囲内であれば通話料がかからないことがあります。
楽天リンク
楽天モバイルの楽天リンクを使えば、固定電話への通話料も無料です。ただ、楽天リンクはデータ通信を使う電話なので、音がよくないこともあります。ただ、最近は改善されているようです。
これらの方法を使えば、フリーダイヤル以外で通話料を気にせずに済むかもしれません。
ただし、アプリを利用する際は、データ通信料がかかる可能性があるので、Wi-Fi環境下での利用が望ましいです。また、通話相手も同じアプリをインストールしている必要があります。
0570はフリーダイヤル?
0570はナビダイヤル
0570で始まる番号はフリーダイヤルではありません。
これは「ナビダイヤル」または「ナビゲーションダイヤル」と呼ばれるサービスの番号で、通話料金がかかります。
ナビダイヤルは、全国どこからかけても市内通話料金で利用できる特色がありますが、フリーダイヤルのように通話料が無料ではないため、ご注意ください。携帯電話やスマートフォンからかけた場合の通話料金は、各通信事業者の契約プランによって異なりますし、固定電話からかけた場合も一定の通話料が発生します。また、ナビダイヤルへの通話料金は、通話時間に応じて課金されることが一般的です。
0570(ナビダイヤル)を使う時の注意点
0570で始まるナビダイヤルにはいくつかの注意点があります。以下に主なものを挙げます。
1. 通話料金がかかる:
フリーダイヤル(0120や0800で始まる番号)とは異なり、ナビダイヤルには通話料金が発生します。料金は固定電話からかけた場合は市内通話料金で一律ですが、携帯電話からの場合は携帯電話会社の契約プランによって異なります。
2. キャリアによる料金の違い:
携帯電話会社やIP電話サービスによっては、ナビダイヤルへの通話料金が割高になることがあります。特に、格安SIMや一部のIP電話サービスでは高額になるケースがあります。
3. 無料通話プランの対象外:
多くの携帯電話の無料通話プランや定額サービスでは、ナビダイヤルへの通話は無料通話の対象外であることが多いです。
4. 海外からの利用制限:
海外からはナビダイヤルに直接かけることができない場合があります。そのため、企業が提供している代替の国際電話番号を使用する必要があることがあります。
5. 災害時の通話集中:
大規模な災害が発生した際には、多くの人が同時にナビダイヤルにアクセスすることが予想され、電話が繋がりにくくなる可能性があります。
ナビダイヤルを利用する際には、これらの点を理解し、料金がかからない方法(例えば公式ウェブサイトの問い合わせフォームやメール、チャットサポートなど)がないかを検討するのが良いでしょう。
まとめ
ここまでいかがだったでしょうか。
フリーダイヤル、ナビダイヤルを理解してうまく使いこなしましょう。
電話代は高額になりやすいので、メール・チャット、問い合わせフォームなどの活用も検討するとよいでしょう。