春のおとずれを感じるようなあたたかい日が少しずつ増えてきましたね。
たくさんの桜が咲き乱れる姿をみるのもいいですが、歴史ある大木を鑑賞するのもまたいいものだと思います。
南阿蘇は地震の影響もありましたが、復旧もすすんできていて阿蘇の自然が好きな人には大変嬉しいことだと思います。
今回は、南阿蘇にある一心行の大桜についてご紹介します。
よかったら参考にしてくださいね。
一心行の大桜について(桜の種類、見頃と開花予想、ライトアップ時間)
「一心行の大桜(いっしんぎょうのおおざくら)」は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村にある桜の名木です。
樹齢400年余りのヤマザクラで、樹高14m、枝張りは東西に21.3m、南北に26m、幹周り7.35mの大きな桜の木となっています。
桜の花と菜の花がだいたい同じ時期に咲き、大木の一本桜の薄いピンクと菜の花の黄色のコントラストが見ごたえがあります。
一心行の大桜は、かつてこの地を治めた武将である伯耆守惟冬が戦国時代の戦いで戦火に散った後に、惟冬の妻子が夫の御霊も弔うために菩提樹としてヤマザクラを植え、一心に業をおさめたことが名前の由来となっています。
昭和初期の落雷により、幹が6本裂けドーム型に広がる美しい形となり、2004年の台風により4本の主要な幹のうちの2本が折れ、現在のM字型となりました。
また、惟冬の直系の子孫がお墓とともにこの桜の所有者となっています。
例年の桜の見頃は、3月下旬から4月上旬となっています。
それにともなって、「南阿蘇桜さくら植木祭り」も開催されます。
2017年は例年よりも遅い開花でしたが、2018年は例年どおり4月上旬ごろに開花、満開になるのではないかと予想されています。
今後の気温や天気の状況によって変わってくるため確認が必要です。桜の開花状況を確認できるサービスもあるようですので、参考にしてください。
サクラ情報テレホンサービス
TEL:0967-67-3321
問い合わせ期間:3月上旬~4月中旬
開園は9時、閉園は18時です。
満開宣言から3日間限定でライトアップされ夜桜を鑑賞することができます。ライトアップ時間は19:00~21:00までとなっています。
一心行公園へのアクセス、駐車場、渋滞・混雑状況
交通アクセスは以下の通りとなっています。
【電車】
南阿蘇鉄道中松駅から徒歩15分です。
【車】
車で行かれる場合は、九州自動車道熊本ICから国道57号、325経由で約1時間のところにあります。九州自動車道益城熊本空港ICからは約1時間です。
毎年の桜の時期の人手は10万人ほどとなっています。混雑をさけるには、朝の早い時間か夕方をねらって行くのがいいかもしれません。
道幅が狭いこと、桜の見頃の季節には渋滞が予想されることは頭にいれておきましょう。
【駐車場】
500台収容の臨時駐車場があります。
駐車料金は500円/日の予定となっています。
一心行の大桜周辺の屋台の出店状況、トイレの場所
屋台では、焼き鳥や焼きそば、ソフトクリームやお団子などを販売しているそうです。
また、南阿蘇桜さくら植木まつり期間中は、植木や地元特産品の販売などもおこなっています。
トイレは、駐車場近くのクラブハウスと、臨時の仮設トイレがあります。
まとめ
●樹齢400年余りの見事な大木のピンクと黄色の菜の花コントラストが綺麗です。
●2018年の開花予想は4月初旬(確認が必要)です。
●毎年10万人の人手があり、朝の早い時間か夕方に行くのがオススメです。
いかがでしたでしょうか。
一心行の大桜は、熊本県内でも1位のお花見の人気スポットとなっているんですよ。
公園や芝生も整備されていますので、レジャーシートをもってでかけて芝生の上でゆっくり、なんていう過ごし方もいいですね!
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