突然ですが、みなさんは梅雨がどうやって起こるのかって知っていますか?
大人でも梅雨って何? って聞かれたらどう答えたら良いのか難しいものですよね。
梅雨の時期があるということは知っていても、意味は?と聞かれるとわからないという方の方が多いのではないでしょうか。
梅雨の時期になると雨でジメジメとした時期が続き、いつこの時期が過ぎてくれるのだろうか…と思ってしまいますが、もちろん梅雨にも意味があるんです。
普段美味しく食べている野菜なども梅雨の時期を乗り越えより栄養のある美味しい野菜に育っているんですよね。
今回はそんな梅雨について、どうして起こるのかを子供でもわかりやすいようにうんちくを使いながら学んでいきましょう。
梅雨はなぜ梅の雨と書くの?当て字という噂も!
まず、梅雨とはどうして梅の雨と書くのでしょうか。
諸説ありますが、梅雨は昔から中国では「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味で梅雨(ばいう)と呼ばれていたそうです。
恵みの雨と呼ばれ、梅にとっては身が膨らんで成長する大事な季節なんですね。
その梅雨(ばいう)が江戸時代に日本に伝わったことで、日本では梅雨(つゆ)と呼ばれるようになりました。
読み方は、露(つゆ)から連想されたともいわれていて、梅雨(つゆ)と呼ばれるようになる前までは現在は6月ですが、陰暦の5月の「さ」に、水垂れで「みだれ」で「五月雨(さみだれ)」といわれていました。
当たり前のように、梅雨(つゆ)と書いていましたが、こうやって実際に調べてみると漢字の組み合わせにもしっかりとした意味がありその季節ごとを表すものにちゃんとなっているんですね。
梅雨の意味となぜ起こるのか子供でも3分で理解できるように分かりやすく解説します
梅雨の意味
梅雨ってなに?といわれ、「梅雨前線」や「低気圧」などという難しい言葉を使って説明しても子供にはさっぱりわかりません。
わかりやすく説明するには、子供がわかる単語を使って説明しなければなりませんね。
上でもあげたように、梅雨の意味は梅が成長するのに必要な雨なんだよ。と伝えればだいたいわかってくれるでしょう。
梅雨はなぜおきるのか?
では、なぜ梅雨が起こるのかですよね。
空の上には暖かい空気と冷たい空気があり、空の上で戦っているんです。
暖かい空気が勝つ時は夏、冷たい空気が勝つ時が冬、暖かい空気と冷たい空気が戦っている時には雨が降ってくるんだよ。
暖かい空気と冷たい空気が長ーく続いている時が梅雨と呼ばれるんだね。
そうやって空の上でいつも戦っている暖かい空気と冷たい空気があるから、四季を感じることができ、四季があるから夏は海、冬は雪と沢山の遊びにもつながっているんだよ。
初対面の人と会うときでもすぐに使える知らないと損する梅雨にまつわるうんちく5選
梅雨の時期になるとなんだかどんよりとした気持ちになってしまいますが、梅雨にまつわるうんちくを覚えておいてぜひ梅雨時期に活用してみてください。
北海道には梅雨がない
ご存知の方も多いかもしれませんが、少しずつ北上する梅雨前線が北海道まで到達する頃には勢力が衰えてしまうため長雨になることはないので梅雨はないといわれています。
雨の降る前と降った後では匂いが違う
よく雨が降りそうな匂いがするなんていったりしますが、降った後の匂いって雨の匂いでもまた違うんですよ。
比べてみてください。
雨の日は髪の毛が重くなる
湿気が90%を越えると髪の毛が約1割重くなるというデータがあり、雨の日は湿気が80%~100%となるので髪の毛が重くなるんですね。
「天気痛」がある
よく、雨が降る前に古傷が痛くなるという方がいますが、天気痛というものは本当に存在するんですよ。
雨粒の大きさによって形が違う
雨粒の形を見るというのはなかなか難しいですが、小さい粒は球状、大きい粒はまんじゅう型になって降ってきているんです。
まとめ
今回は梅雨についてみていきました。
梅雨の時期になると雨が続いて気分も下がってしまいがちですが、こうやって梅雨について調べてみると梅雨にもしっかりとした意味があり、梅雨があることで植物や農作物が成長できるんですね。
梅雨明けはいつになるのだろうかと待ち遠しくなってしまいますが、梅雨だからこそ使えるうんちくを話し梅雨に感謝しながら梅雨を楽しむのも良いのではないでしょうか。