たまに遊びに行くのは本当に楽しい東京ですが、東京駅の電車の多さには毎回驚かされてしまいます。
どこに行くのに何線の上り・下りに乗ればいいのかいつも携帯とにらめっこしてしまいます。
乗り間違えなんて全く気にすることありませんよ!
それでは、みていきましょうか。
電車の上り・下りとは?基準・意味と見分け方を分かりやすく解説!
電車に乗る時に基準となるのが、上り・下りですね。
この方向を間違ってしまうと行きたい方向からは遠ざかってしまいますよね。
いやいや、気にすることはありませんよ!
間違うことだってありますあります。
地元である東北で上り・下りといわれれば、ピンときますがあまりよく知らない土地な上に電車の複雑な東京駅で突然、上り・下りといわれてもそんなのわかるわけありませんよ。
電車以外でも、高速道路やなどでも使われている上り・下りですが、いったいどういった基準で表現されているのでしょうか?
まず、上り・下りという表現が使われるようになったのは、明治時代に国道が制定されたことによって使われるようになったといわれています。
もちろん、明治時代は電車などは通っていませんから電車が通る前からの表現なんですね。
上り・下りの表現を見分けるには、首都である東京に向かっていくか、離れていくかで見分けます。
このように、上り・下りとは東京を中心として考えるんですね。
上り・下りは何でそんな呼び方をするの?語源について調べてみた
では、なぜ上り・下りという表現の仕方になったのでしょうか。
上り・下りというと上り道下り道なのかなとも思ってしまいますが、そういった意味ではないんですね。
まず、上り・下りというようになったきっかけはイギリスの鉄道でロンドンに向かうことをUP、ロンドンから離れることをDOWNと呼ぶことから、日本でも東京を中心として上り・下りというようになったのがはじまりといわれています。
上り・下り以外の表現
上り・下りの表記は、国土交通省による説明では起点と終点を決めることから始まって、起点へと向かうことを「上り」、逆に終点へと向かうことを「下り」としています。
とはいえ、鉄道はかならずしも上り・下りを使わないといけないというわけではありません。
上り・下りを使っていない鉄道もあります。
東京駅中心の路線は複雑なところもあることから「内回り」「外回り」と呼んでいる山手線や、「北行き」「南行き」と呼んでいる京浜東北線がありますね。
特急や新幹線は先頭が1号車で大丈夫?
ふと考えてみると、特急や新幹線ってどちらが1号車なのでしょうか。
よく、ホームに降り立ってから、どっちの方向に歩いていけばいいんだろ?と思ってしまうことってありますよね。
なんとなくの方向に歩いて探すも逆で戻ったり席が見つかるまではバタバタしがちです。
特急や新幹線は、下りの場合には1号車が先頭です。
そして、上りの場合にはその逆で先頭が最終号車になるんです。
JRの場合には、原則として南または西に向かう列車の先頭車が1号車となり、北または東に向かう列車の最後尾が1号車であり、必ずしも上りと下りで決まっているわけではありません。
ここでいうと、東京駅の新幹線ホームの場合には、東海道新幹線や東北・上越新幹線は、有楽町側が1号車となっています。
よって、東海道新幹線の下りである新大阪方面は先頭は1号車で、東北・上越新幹線の下りである仙台・新潟方面は最後尾が1号車になるんです。
スイッチバック等で向きが逆になることもあるようですが、基本的にはこうなっています。
まとめ
上り・下りについてみていきましたが、頭ではわかっていても東京駅など混雑している中で自分の乗る電車はなんだっけなんて考えながらだとわけがわからなくなってしまうんですよね。
東北は、JR線や新幹線の本数が少なく覚えやすいからこれまた久しぶりに東京に行くと驚いちゃいますね。
東京で迷ってるなんてなんだか恥ずかしいとも思っちゃいますが、意外とあたふた迷っている人も多いですからわからない時は駅員さんなどに確認してみるとよいかもしれませんね。