12月に入ると大型商業施設や公園、さらには一般家庭と街のいたるところでイルミネーションが輝いていますよね。
そのイルミネーションを見て「きれいだねぇ」と言っている人達を横目に、「環境問題が騒がれて節電!節電!っていうくせにイルミネーションって無駄だよね」と冷めきっている人もいるんじゃないでしょうか?
今回は、そのイルミネーションにかかる電気代が”本当に無駄”なのかどうかはっきりさせましょう!
実は、そんなこともないかもしれませんよ?
イルミネーションってぶっちゃけいくらかかるの?
”無駄”と、断言できるくらいの気代がかかってるのかどうかどうかということ紐解いていきます。
消費電力(W)÷1000×1日の点灯時間×30日×電力量単価=1か月の電気代
この計算をすることで、実際にかかっている電気代の金額がわかります。
今回は、イルミネーションの消費電力を合計50W、電力量単価を少し高めの30円と仮定します。
これを、毎日4時間つけているといくらかかるのか計算してみましょう。
50W÷1000×4×30日×30円=180円
100円の缶コーヒー二本分もかかりません!
どうでしょう?ホントに無駄だと思います?
50Wのイルミネーションと聞いても想像しづらいと思いますが、よく街中でツリーにグルグルと巻き付いている100球ライトが一本5W程度です。参考までに…。
LEDの性能ってホントにすごい!
従来の白熱灯や蛍光灯に比べ、現在広く普及しているLEDライトは電気代を格段に安くすることができるんです!
一番電気代が高いのが白熱球。
蛍光灯は、白熱球に比べ約1/4の電気代。
そして、LEDはというと…
なんと!白熱球の1/8とも言われています!!!
初期にかかる費用は高いものの耐久性に優れているため長持ちするし、電気代もかからないしということでとても経済的なんです!
余談ですが…
我が家の電気は、まだ白熱球のままなので電気代が高い…。
なので、今から建てる家は初期投資がんばって全部LEDにしちゃいます!(笑)
実は、家にいるほうが電気代は高くつく!?
信じられないかもしれませんが、本当なんです。
そのカラクリはこうです↓
イルミネーションのイベントがある→たくさんの人が外出する→外出時間は多くの家の電気代がかからない!
先ほど伝えたように、イルミネーションの電気代は、そんなに高くないんです。
それに比べて何百、何千、何万という人たちが自宅に留まって、暖房機器をつけテレビをつけ各々の時間を過ごすほうがよっぽど電気代がかかります。
だから、イルミネーションは節電に大きく貢献していると考えられるんです。
諸経費は分かったけど、やらなきゃタダでしょ?
おっしゃる通りです!!!(笑)
それでも、”無駄”って必要なことなんですよ?
現代の生活の中で当たり前になっているものでも、たくさんの”無駄”があります。
例えば、どの家にもあるであろう炊飯器。
昔は土釜でしたよね?
火でご飯が炊けるのだから電気代は”無駄”です。
さらに、ほとんどの人が見ない日はないと言っても過言ではないケータイだって、昔はなくたって生活できていたんだから”無駄”なものになります。
ケータイ本体の充電やWi-Fiなどの周辺機器の充電。
いろんなところで電気代の”無駄”があります。
それでも、生活に欠かせないものなんです!
まとめ
「いやいや、イルミネーションは生活必需品じゃないんだから別物でしょう」
と、思うかもしれませんが、必要なものって人それぞれなんです。
炊飯器を使わず土釜を好む人もいます。
飲食店なんかだと「土釜で炊いてます!」ってアピールしてる店もありますよね?
ケータイに関しては、いまだに私の母は所有していません!
それでも、たいして困ることなく生活しています。
連絡を取りたいときに、私のほうが困ります…(笑)
イルミネーションがあることで、生活が豊かになる人も世の中にはいるって考えたら、必ずしも”無駄”であるとは考えられないですよね。