カメムシは雨の日に出現するのか?
また、天候とカメムシの大量発生には何らかの関連性があるのでしょうか?
温かくなると過ごしやすくなりますが、その分、昆虫もたくさん現れます。
夜になると、部屋の明かりに誘われて窓や網戸に昆虫が集まることがあります。
この中で、カメムシは嫌われる虫の一つで、驚くほどに臭いを放つことがあります。
カメムシの大量発生には天候が関係しているのでしょうか。この問いについて調査しましたので、ご覧ください。
カメムシは雨の日によく出るのでしょうか?
気温が上がると、虫も増えてくるものです。
夏になると、蚊が出没するので、虫除けグッズを使う人も多いでしょう。
カメムシもその中で嫌われる害虫の一つです。
危険を感じると強烈な臭いを放つことがあり、洗濯物を臭くさせたり、気づかずにつぶしてしまい、強烈な臭いを出したことがあるかもしれません。
カメムシは窓や洗濯物にびっくりすることがありますが、それが雨の日に出やすいのでしょうか。
実際には、雨の日に出るよりも、雨が降る前日あたりに現れることが多いようです。
数が特に増えるのではなく、雨から身を守ろうとするカメムシが室内に入ろうとするため、そのように見えるのかもしれません。
カメムシの大量発生と天気の関係はあるのか?
カメムシは洗濯物や布団に付着し、嫌な臭いを放つため、不快に感じる人が多い虫です。
夜になると窓に現れることもあって驚かれることもあるでしょう。
カメムシは数年に一度、大量に発生する年があると言われており、その兆候が見えるとニュースで取り上げられ、地元の農家は被害を避けるために対策を講じるそうです。
カメムシの大量発生の原因の1つ
大量発生の原因の1つとして、スギやヒノキの花粉が通常よりも多いことが挙げられます。カメムシはスギやヒノキを好んで摂食するため、これらが豊富であれば、多くのカメムシが生き延びることができるとされます。
カメムシの大量発生は天気より台風の影響が大きい
また、台風の上陸年や影響を受けやすい地域では、他の地域よりもカメムシの大量発生が起こりやすいと言われています。台風の発生により、カメムシの生息が困難になるため、他の生息地を求めて多くのカメムシが移動し、大量発生するとされています。
ただし、天候が直接の原因で大量発生するとは限らないようです。大量発生がより活発になる時期としては、8月ごろが特に多くなるとされています。
まとめ
カメムシは嫌われる虫で、臭いを発します。家の中に現れて驚かせることもありますが、花粉の多い年の次の年には大量発生すると言われています。
また、台風が原因で大量移動することもあるようです。
カメムシが侵入経路を避けるよう、ミントや竹酢などの匂いを使って対策してください。