一人暮らしにおける冷蔵庫の野菜室の有無の重要性
一人暮らしをする際、冷蔵庫選びは重要なポイントです。特に、自炊をする場合、野菜室の有無がどのように影響するかを考えてみましょう。通常の冷蔵室は3℃~5℃の温度で保たれていますが、野菜室は5℃から7℃に設定され、野菜の乾燥を防ぐ保湿機能が付いています。このため、野菜室を使うことで、野菜を長期間保存し、新鮮さを維持するのに役立ちます。
一人暮らしでは、買った野菜をすぐに全て使い切ることは少なく、例えばキャベツ一玉や人参を全量使用することは珍しいでしょう。そのため、次回の料理まで冷蔵庫で保存することになります。料理の量が少ないため、長期間保存できることが望ましいです。
また、野菜室は冷蔵庫の空間が足りなくなった時に、調味料や調理済みの料理を一時的に保管する場所としても使用できます。
一人暮らし向けの冷蔵庫で欲しい機能
一人暮らしで冷蔵庫を選ぶ際、どのような機能があると便利かを見ていきましょう。
・ドアの開き方
冷蔵庫のドアの開き方は、右開きか左開きかによって、キッチンのレイアウトにより使い勝手が変わります。キッチンに対して左側に設置する場合は右開きが、右側に設置する場合は左開きが使いやすいです。また、利き手によっても最適な選択が異なるため、電器店で自分が使用する際の様子を想像しながら、ドアの開き方を選ぶと良いでしょう。
・自動霜取り機能
特に小型の冷蔵庫においては、冷凍庫部分に霜が付きやすくなることがあります。これは「自動霜取り機能」が付いていないためです。霜を取り除くためには、冷蔵庫を一時的に切って常温に戻す必要があるため、購入する際は「自動霜取り機能」が付いているモデルを選ぶことをお勧めします。
・冷蔵庫の中の仕切り
冷蔵庫や冷凍庫の中に仕切りや棚が付いているモデルを選ぶと、保存するものが増えても中身がごちゃごちゃせず、必要なものをすぐに見つけることができます。
・消費電力の低さ
冷蔵庫の消費電力は意外と見落とされがちですが、電気代に大きく影響します。消費電力の低い冷蔵庫は、長期的に見て電気代の節約に繋がります。消費電力が低いモデルと高いモデルを比較すると、年間で数千円の差が出ることもあります。最低10年は使用することを考えると、この差は大きいため、購入時には消費電力もチェックすると良いでしょう。
まとめ
ここまで、一人暮らしで自炊をする際の冷蔵庫選びについて解説しました。大切なのは「大は小を兼ねる」という考え方です。ただし、部屋のサイズや生活スタイルに合わせて、必要な機能を備えたモデルを選ぶことが重要です。