読書が趣味の人にとっては、図書カードは最高のギフトですが、あまり読書をしない方にとっては、使い道に困ることもあるかもしれませんね。たまにしか書店を訪れない人は、図書カードの利用可能店舗や使い方について知らないことがあると思います。
そんな時は、書店だけでなく、他のお店でも図書カードを使ってみてはどうでしょうか。
図書カードは書籍だけでなく、他のアイテムを購入するのにも使用可能ですし、ヨドバシなどの店舗やオンラインでも利用できるんですよ。
この記事では、図書カードを受け入れている様々な店舗やネットショップ、購入できるアイテムの種類、上手な使い方をご紹介します。
図書カードを上手に使いこなしたい方は、この情報が役立つはずです!
どんな場所で図書カードが使えるの?
書店だけじゃない!図書カードの利用範囲
意外に知られていないかもしれませんが、図書カードは書店以外にも使えるんです。
文具や日常品、食料品を扱う店舗でも受け付けていることがあります。TSUTAYAや紀伊國屋書店、大学の生協など、多くの場所で利用が可能です。
書籍だけでない!図書カードで購入できるもの
図書カードで購入できるのは、書籍だけではありません。店舗によっては、CDやDVD、ブルーレイなどのメディアもOK、あるいはそれ以外の商品やサービスにも使える場合があります。
図書カードNEXT(ネットでも使える図書カードの進化版)はオンラインでも使えますが、古いタイプのカードや磁気カードは、店頭でのみの利用になることが多いです。
図書カードNEXTは従来の図書カードの進化版です。図書カードNEXTについては後で詳しく解説します。この記事を書くまで図書カードNEXTがあるのを恥ずかしながら知らなかったです(汗)
どこで使える?図書カードの利用店舗一覧
図書カードを受け入れる店舗は、取り扱い商品やレジが異なるため、注意が必要です。
図書カードの利用店舗を探すには?
どのお店で図書カードが使えるのかは、公式サイトで簡単に調べることができます。
コンビニで図書カードは使えるのか?
多くのコンビニでは図書カードは受け付けておらず、それはコンビニが図書カードの正式な取扱店ではないからです。同じく、駅の売店や古本屋でも使用することはできません。
図書カードが使えるのは、「図書カード読取り機」が設置されている店舗、または「図書カード取扱い店マーク」が見える場所です。
ネットで図書カードは利用可能?
オンラインでの書籍購入においては、専門書店の多くで利用が可能です。
しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングといった大手ネットショッピングサイトでは使用できません。
また、ヨドバシ・ドット・コムでも使えないので注意が必要です(ただし、ヨドバシの実店舗では利用できます)。
利用可能なオンライン書店(2023年6月19日現在):
- 紀伊國屋書店ネットストア
- Kinoppy
- honto(チャージ利用含む)
- e-hon
- 学参ドットコム
- BOOK☆WALKER
- 楽天ブックス
図書カードで購入できる予想外のアイテムTOP10
図書カードの意外な使い道、トップ10をご紹介しますね。これを知れば、あなたのショッピングがもっと楽しく、そして便利になるはずですよ!
第10位:英検の受験料
英語の資格試験である「英検」も図書カードで支払いが可能です。特定の書店や大学生協で使えるので、英語学習に役立つ書籍と一緒に申し込みましょう。
第9位:レンタルDVD
映画やドラマのDVDを借りる際にも図書カードが活躍します。TSUTAYAやGEOの書籍コーナーを持つ店舗などで利用できますが、店舗によっては使えない場合もあるので注意が必要です。
第8位:ゲームソフト
ゲーム好きには嬉しいニュースです。ヨドバシカメラやアニメイトなどで図書カードを使って、最新のゲームソフトを手に入れることができますよ。
第7位:キャラクターグッズ
アニメやマンガのキャラクターグッズの購入にも図書カードが使えます。アニメイトやヴィレッジヴァンガードなどでチェックしてみてください。
第6位:文房具
文房具を新調したい時も図書カードが便利。三洋堂書店やヴィレッジヴァンガードで、オシャレなアイテムを見つけることができます。
第5位:雑貨
自分用にも、プレゼントにも最適な雑貨。ヴィレッジヴァンガードやヨドバシカメラで図書カードでの購入が可能です。
第4位:食料品
日々の生活に欠かせない食料品も、意外と図書カードで購入できます。一部の大学生協やスーパーで利用できるので、チェックしてみてくださいね。
第3位:電子書籍
持ち運びに便利な電子書籍も図書カードで。紀伊國屋書店ネットストアやKinoppy、hontoで利用可能です。
第2位:CDやDVD
音楽CDや映像作品の購入にも図書カードが使えます。ヨドバシカメラやアニメイトでお気に入りを見つけてください。
第1位:本
やはり図書カードの最も一般的な使い道は本の購入です。多様なジャンルの書籍を全国の書店で手に入れることができます。
図書カードを使って、これらのアイテムを手に入れてみてはいかがでしょうか。きっと、新しい発見や便利さを感じることができるはずです。お買い物をもっと楽しんでくださいね!
図書カードの新機能とチェック方法
新しいタイプの図書カード(通称:図書カードNEXT)が登場し、見た目は昔ながらのものを踏襲しつつも、使い勝手が向上しています。
図書カードNEXTって期限は設けられてるの?
新世代の図書カードNEXTには、使用できる期間が設定されていて、その期限は購入から10年間です。カードの裏側には、利用者が確認できるIDとPIN、そしてQRコード、そしてその有効期限が明記されています。
残高の確認方法って?
図書カードNEXTの残高確認は、スマホを使えばあっという間です。カード裏面のQRコードをスマホでスキャンし、IDとPINを入力して「残高確認」のボタンをタップするだけ。あっという間に残高が画面に出てきます。公式サイトでもチェック可能ですよ。
昔の磁気カードや紙の券はどうなの?
昔ながらの磁気カードや紙の図書券もまだまだ活躍中です。新しいNEXTカードだけでなく、これらの旧式カードも利用することができます。ただし、これらの発行は既に終了しているので、手元にあるならば早めに使いましょう。将来的に使えなくなる日が来るかもしれませんから。
最後に図書カードNEXTについて解説します。
図書カードNEXT
図書カードNEXTの概要
図書カードNEXTとは、日本の書店で利用可能なプリペイドカードの一種で、従来の図書カードを進化させたものです。このカードは、書籍や雑誌などの出版物の購入に使うことができる電子マネーカードであり、図書カードとして広く認知されています。
図書カードNEXTは2015年12月に発行が開始されました。このカードの特徴は、従来の図書カードにはなかった機能が追加されている点で、具体的には以下のような進化があります。
- 有効期限が設けられ、10年間の長期間利用が可能です。
- カードの裏面に記載されたID番号、PIN番号、QRコードを利用して、インターネット上で残高確認やチャージ(入金)が行えます。
- スマートフォンからも残高を確認できるため、利便性が高まっています。
従来の紙の図書券や磁気式図書カードとは異なり、図書カードNEXTはよりデジタル化されており、オンライン上での利用が推進されている点が大きな特長です。また、これによりプレゼントとしても利用しやすくなっています。
図書カードNEXTは、全国の加盟書店や一部のオンラインストアで使用することができますが、図書館での利用は想定されていません。購入後の管理がデジタルで簡単にできるため、書籍好きの方には特に便利なサービスとなっています。
買える場所
図書カードNEXTは、以下のような場所で購入することができます。
- 全国の書店: 多くの書店では図書カードNEXTを取り扱っており、店頭で直接購入できます。
- コンビニエンスストア: 一部のコンビニでも取り扱いがあり、24時間購入可能なことが多いです。
- オンラインストア: 図書カードの公式サイトや、オンライン書店などで購入できます。
- 一部のスーパーマーケットや家電量販店: これらの店舗でも取り扱っている場合があります。
購入時には、金額を指定してチャージするタイプのものや、あらかじめ決められた金額がチャージされているタイプのものが選べることが多いです。オンラインで購入した場合、物理的なカードを郵送で受け取る方法と、電子コードとして受け取る方法がありますので、ご利用の際はご希望の方法を選ぶことができます。
購入場所によっては、デザインが異なる限定版などもありますので、お好みのデザインがあれば、それを選ぶのも良いでしょう。購入前には、最新の情報を各販売店のウェブサイトなどで確認することをおすすめします。
図書カードNEXTが出てきた背景
図書カードNEXTが登場した背景には、デジタル化の進展と消費者の利便性の向上へのニーズがあります。以下に主なポイントを挙げてみましょう。
消費者の利便性の追求
図書カードNEXTの導入前には、主に紙の図書券や磁気式のカードが使用されていましたが、これらは残高の確認や使用履歴の追跡が難しいというデメリットがありました。図書カードNEXTでは、オンラインで残高確認ができるようになり、利用者にとってより使いやすい製品となっています。
デジタル化とセキュリティの向上
図書カードNEXTにはID番号やPIN番号、QRコードが付与されており、これによりデジタル化が進み、利用者のセキュリティも強化されました。また、有効期限が明記されていることで、カードの管理も容易になっています。
書籍販売市場の活性化
電子書籍の普及とともに、書店は売上を維持するために新しい販売戦略を模索していました。図書カードNEXTは、書籍のプレゼントや購入の際の新しい選択肢として、書店や出版業界全体の販売促進に貢献することを意図しています。
ギフトとしての機能強化
ギフトとしての需要が高い図書カードですが、図書カードNEXTはデザインの多様化や、オンラインでの購入・送付が可能になることで、さらにその魅力を高めています。
マーケットのニーズに対応
消費者の行動がデジタル化し、オンラインでの購入が増える中で、図書カードNEXTはオンラインでの使用が便利な点を強化しています。これにより、オンライン書店などでの利用が見込まれます。
このように、図書カードNEXTは時代の変化とともに消費者のニーズに合わせて進化した製品であり、書籍購入の新しい選択肢として、また書店や出版業界の販売促進ツールとして導入されました。
まとめ
図書カードは書籍購入のためのものですが、実際にどんな商品に使えるかはお店によって違います。加盟する書店によっては、書籍だけでなく様々なアイテムやサービスに使えることも。各店の対応はバラバラなので、図書カードを使って何が買えるのかは、直接店頭でチェックしてみてくださいね。
読んでくださり、どうもありがとうございます。