秋田県仙北市にある角館町には、「みちのく子京都」とよばれる桜の名所があります。
その角館の武家屋敷のシダレザクラは、秋田県内で第1位を誇る人気のお花見スポットで大変有名です。
なんとこの武家屋敷のシダレザクラは、国の天然記念物に指定されており、また歴史深い過去をもつ桜であり、そのシダレザクラの歴史の始まりは、戦国時代の大名の佐竹義明のところへ西郊実号の娘が嫁入り道具として持ち込んだのが始まりなのです。
毎年そんな角館のシダレザクラの見頃の季節には、角館桜祭りが毎年開催され、美しく咲き誇る歴史の深い桜を見ようと多くのお花見客が訪れます。
今年2018年の角館桜祭りは4月20日(金)から5月5日(土)まで開催されることが決まっています。
今回はそんな角館桜祭りについて、桜の見頃や開花の予想、ライトアップやアクセス方法、駐車場について、そして毎年の混雑状況や屋台の出店状況、そしてトイレの場所まで詳しく紹介します。
角館の桜（武家屋敷のｼﾀﾞﾚｻﾞｸﾗ）について（本数と種類、見頃と開花予想、ライトアップ時間）
角館の武家屋敷のシダレザクラは、約400本ものシダレザクラが植えられており、その内の162本が国の天然記念物に指定されています。
さすが歴史の深い桜なだけありますね。
角館の武家屋敷のシダレザクラは、例年の見頃は4月下旬から5月の上旬までとなっていますが、今年の秋田の2月と3月の冬の予想気温は高めと予報されていますので、少々早まると予想されます。
おそらく、予想気温のとおり暖かい気温であれば、4月20日前後には開花をし、満開の見頃は4月末あたりのゴールデンウイーク始めあたりとなるでしょう。
桜の花は、2月と3月の気温に左右されますので、今年の秋田の2月と3月の気温は要チェックですね。
角館には武家屋敷のシダレザクラの他に「檜木内川堤」にある国の名勝にも指定されている約400本ものソメイヨシノによる約2kmにもわたる桜並木もあり、こちらも「桜のトンネル」と親しまれ、角館桜祭りの名物として大変人気ですよ。
このソメイヨシノは武家屋敷のシダレザクラより約2日遅れて開花をし、満開を迎えますので、4月の末あたりにはどちらの見頃も楽しむことができますね。
毎年角館桜祭り期間中は、桜のライトアップが行われており、昼間のきれいな盛大な桜と、美しい夜桜のどちらも楽しむことができます。
武家屋敷のシダレザクラのライトアップは日没から24時まで、檜木内川堤のソメイヨシノは日没から22時30分まで楽しむことができます。
ぜひ、お祭り期間中に夜桜の鑑賞も堪能してください。
角館の桜へのアクセス、駐車場、混雑状況
角館桜祭り会場までは、電車ですとJR角館駅から徒歩20分ほどでつきます。
車ですと、秋田自動車道大曲ICから約40分ほどです。
駐車場は武家屋敷沿いに面する国道46号線の近くに「桜並木駐車場」と「旧角館グラウンド駐車場」、「田町山駐車場」があり、普通車500円、中型1000円、大型2000円で利用可能です。
しかし、毎年角館桜祭りの時期には国道46号は大変混雑し、交通規制もかかり、かなりの渋滞となり身動きがとれなくなることが多いです。
よって、なるべく車でのアクセスは避け、公共機関を利用することをおすすめします。
角館駅周辺にはレンタサイクルサービスがありますので、電車を利用して、レンタサイクルで駅から会場まで向かうほうがいいでしょう。
角館の桜周辺の屋台の出店状況やトイレの場所
角館桜祭りには多くの屋台が出店します。
武家屋敷の通りや、檜木内川堤の桜のトンネルあたりに屋台がたくさん立ち並び、さまざまなお祭り定番の食べ物や、秋田名物のきりたんぽなどを堪能することができますよ。
ぜひ、きれいな桜とともに美味しい食べ物を堪能しながら桜を鑑賞したいですね。
トイレは仮設も含め会場内に9カ所あり、屋台周辺に多く設置されていますので便利ですね。
なお、条例により武家屋敷通りは禁煙・ごみのポイ捨ては禁止されていますので、マナーを守って楽しくお祭りを楽しみましょう。
まとめ
以上、角館桜祭りについて紹介してきましたがいかがでしたか？
武家屋敷のシダレザクラと、檜木内川堤のソメイヨシノは日本のさくらの名所100選にも選ばれるほどの人気のお花見スポットで、なんと毎年128万人ものお花見客が集まるほどなのです。
みちのく三大桜の名所にも選ばれており、これだけ日本中の人たちに認められる価値の大変高い歴史の深い美しい桜をぜひ見に角館桜祭りへ足をお運びください。
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