5月のゴールデンウィーク、8月のお盆など祝休日に合わせて、地方へ出かける人によってできる渋滞映像のニュースをテレビなどを通して、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
テレビニュースでは取り上げられることはあまりないですが、土曜日や日曜日の休日はもちろんですが、平日でも日常的に渋滞は起こっています。
車を運転する人にとっては渋滞に巻き込まれたくないものですが、あなたが運転している時に渋滞を引き起こしている遅い車がいた場合、どうしますか。
渋滞を引き起こす原因と対処法をご紹介します。
追い越し車線がない道路で法定速度以下の遅い車がいる時の適切な対処方法
運転をする人の中で制限速度やそれ以下で走っている人には、運転初心者や高齢者、旅行者など道に慣れていない人などが挙げられます。
運転初心者や高齢者はスピードを上げることに怖さがあり、慎重に運転しようとするため速度が遅くなると考えられます。
道に不慣れな人の場合は、周囲を確認しながら運転をしているので速度が遅くなりがちになります。
もしあなたが運転をしている前方に遅い車がいて、その道路が追い越し可能であれば前の車を追い越すことは道路交通法としては問題ありません。
ただしここでちょっと考えてほしいと思います。
前述したように運転初心者や高齢者などは、運転に慎重になっているということです。
慎重に運転をしている車の横を追い越す際にスピードを上げて通り過ぎることは、追い越される車の運転者としたら恐怖を感じることがあるからです。
急に後ろから追い越されたことに驚き、運転操作を誤って事故を起こすかもしれません。
安全運転をしているのだとやさしさを持って、無理に追い越すことはしないことが事故につながらない対策といえます。
クラクションを鳴らしたり、車間距離を執拗に詰めるなどの「あおり運転」は危険なだけでなく、罰則の対象となるので決してしないようにしましょう。
遅い先頭車だけが渋滞の原因ではない!?渋滞が起こる決定的な原因とは?
一般道路での渋滞の原因には、信号待ちなどによる車の一旦停止があります。
しかし高速道路などの信号機のないところでは、なぜ渋滞が起こるのでしょうか。
渋滞が起こる要因には4つの要因があります。
1.上り坂やサブ部(下り坂から上り坂にさしかかる場所)
上り坂となると物理的に重力が働いて、平地よりもアクセルを踏み込まないと同じ速度を保てません。
そのため速度が落ちていることに気づきづらくなるためです。
2.トンネルの入り口部
明るい所から急に暗い所に入る、狭い空間へ入る際にためらいがあるため、無意識に速度を落としていることがあります。
3.インターチェンジ合流部
複数の車が合流するため、安全を確保するために速度を落として運転するためです。
4.料金所
料金の支払いによる一旦停止やETCレーンのバー開閉待ちで速度を落とすからです。
4つの要因に共通することは、前の車の速度が落ちることによって、後続車も車間距離を保つためにブレーキを踏み速度が落ちることです。
後続車のまた後ろの車も同じように、車間距離を保つためにブレーキを踏む、これが繰り返されて渋滞になっていきます。
渋滞を減らすために簡単にできる運転の工夫5選
1.車間距離を十分に取ること
前述したように前方の車が何らかの理由で速度を落とした場合、車間距離が十分でないと速度を落として走行することになり、渋滞の原因を作ってしまいます。
そのために、あらかじめ十分に車間距離を取っておくことで、減速せずに走行することができます。
2.車線変更はなるべくしない
渋滞を回避しよう少しでも空いている車線へ変更したり、車線を変えながら他の車を追い抜くような走行をすると、渋滞を悪化させてしまう原因になので、なるべく車線変更はしないことが大事です。
3.追い越し車線を走行する場合は最小限にすること
車線変更の工夫と共通する所がありますが、追い越し車線を長い間走行していると、後ろから来る速度の速い車が追い抜くことができなくなります。
スピードが出にくい車に乗っていたら、なるべく追い越し車線を走行することは控えた方が良いです。
4.周囲に気を取られないこと
目的地を探して迷っていたり、事故現場などのつい気になって様子を見るためによそ見をすると自然と速度を落としています。
気になってもよそ見をせずに、運転に集中しましょう。
5.時間や道路を変えること
もっとも簡単なことですが、あらかじめ渋滞が予測できるようなら、時間をずらしたり、通行する道路を変更することで、渋滞に巻き込まれるリスクは軽減します。
下調べをしっかりしましょうということですね。
広汎性発達障害でいつも旅行の準備を前日にバタバタしてやっている私にはできそうにないですが。(T_T)
あなたにはきっとできるはずです。(^^)
情報はネットで調べるのもいいですが、詳しい人に聞くのがいいと思います。
知人に詳しい方がいないならば、どんどん新しいところに出向いていくといいです。
私も無趣味な人間なので、ネットでイベントを見つけては顔を出しています。
土日はもちろんGWはずっと家にいてもやることがなくて鬱になるので、色々な所に顔を出すと話をする仲間も増えて知識も増えてきました。
話のネタや世界も広がるのでいろいろなところに行くのは本当にオススメです。
私は「井の中の蛙なんだ」っていうことをいつも思います。
先日あった情報発信ビジネスをしているようなすごい起業家も「自分は井の中の蛙であることをいつも思うといってどんどん新しい環境に飛びこんだ方がいい(自己投資するとさらによい)」といっていました。
まとめ
あなたが気づかないうちに、渋滞を引き起こす原因の当事者になっているかもしれません。
渋滞でストレスを感じずに気持ち良く運転をするためにも、きちんと渋滞のメカニズムを理解しておくことが大事です。
運転者の一人一人が理解し、協力し合うことで少しでも渋滞は緩和されます。
渋滞が緩和されることで、ストレスを感じて危険運転をしがちになることへの抑止力にもつながります。
誰にでも実践できることなので、ぜひ心がけてみましょう。