MBとGB、どちらが大きいのでしょう?
「スマートフォンやタブレットのデータ容量には、MB(メガバイト)とGB(ギガバイト)の単位が使われているけれど、どちらの方が大きいの?」
「一つのGB(ギガバイト)は何MB(メガバイト)と等価なの?具体的な換算法はどうなるの?」
「実際、MB(メガバイト)とGB(ギガバイト)の間にはどんな違いがあるの?」
スマートフォンやパソコンのストレージ容量の表示に頻繁に現れるMB(メガバイト)とGB(ギガバイト)ですが、テクノロジーに詳しくない人たちにとっては、MB(メガバイト)とGB(ギガバイト)の違いが何なのか、とても混乱してしまうかもしれません。
そこで、今回は「メガバイトとギガバイト、どちらが大きいのか、この二つの単位の違いは何か?」について説明します。
また、KB(キロバイト)やTB(テラバイト)についても説明しますので、どうぞ最後までお読みください。
MBとGB、どちらが大容量か?
デジタルデータの容量を示す際によく使われるMB(メガバイト)とGB(ギガバイト)。これらはどちらが大きいのでしょうか?結論から言うと、GB(ギガバイト)の方がMB(メガバイト)よりも大きな容量を表します。
データの容量を表す基本単位はB(バイト)です。これはパソコンやスマートフォンなどで保存されるデータの大きさを示す単位です。データ容量を示す単位には、KB(キロバイト)、MB(メガバイト)、GB(ギガバイト)、TB(テラバイト)などがあります。これらを小さい順に並べると、以下のようになります:
- KB(キロバイト)
- MB(メガバイト)
- GB(ギガバイト)
- TB(テラバイト) したがって、MBとGBを比較すると、GBの方がより大きな容量を示します。
MBからGBへの変換方法、その理由は?
MBとGBの容量差を具体的に見てみましょう。まず、基本となるバイト単位の関係は以下の通りです:
- 1KB(キロバイト)=1024B(バイト)
- 1MB(メガバイト)=1024KB(キロバイト)
- 1GB(ギガバイト)=1024MB(メガバイト)
- 1TB(テラバイト)=1024GB(ギガバイト) これにより、1GBは1024MBということがわかります。
1,000ではなく、1024である理由
では、なぜ1024なのでしょうか?これには、コンピューターでの計算が二進法(0と1のみで表される)に基づいているからです。二進法での「1024」は、2の10乗と等しく、計算単位として適切な数字となります。
ギガバイトとメガバイトの変換の計算
ギガバイトとメガバイトの変換計算式は以下の通りです:
- GBをMBに変換する場合:1024MB × GB数 例:8GBをMBに変換する場合、1024MB × 8 = 8192MB
- MBをGBに変換する場合:MB数 ÷ 1024MB 例:8192MBをGBに変換する場合、8192MB ÷ 1024MB = 8GB
ギガバイトとバイトの変換の計算方法
ギガバイトとバイトの変換計算式も同様の方法で行います。基本となる数値は以下のとおりです:
- 1KB(キロバイト)=1,024B(バイト)
- 1MB(メガバイト)=1,048,576B(バイト)
- 1GB(ギガバイト)=1,073,741,824B(バイト)
- 1TB(テラバイト)=1,099,511,627,776B(バイト) 例えば、4GBをバイトに変換する場合: 1,073,741,824B × 4 = 4,294,967,296 Bytes 逆に、4,294,967,296 BytesをGBに変換する場合: 4,294,967,296 Bytes ÷ 1,073,741,824B = 4GB これにより、データ容量の単位変換が容易になります。
まとめ
GB(ギガバイト)とMB(メガバイト)を比較すると、GB(ギガバイト)の方がデータ容量が大きいです。
そのため、パソコンなどに関連する商品の購入を考えている場合、MBよりもGBの商品を選べばより多くのデータを保存できます。
ただし、GBの方が容量が大きい分、価格も高くなることが多いです。それを考慮に入れて、予算内で最適な選択をすることが大切です。