散歩中の犬に出会うと癒やされる気持ちになりますよね。
犬が好きでいつか自分も飼いたいと考えている人は少なくないでしょう。
しかし犬を飼うには飼い主の年齢も考慮しなければなりません。
70歳や80歳で犬と暮らすのは難しいのでしょうか?
また、犬を飼うのに最適な年齢は何歳から何歳までなのでしょうか?
子供の頃から犬と一緒にいる人もいるかもしれませんが、年齢によって犬の飼い方も変わってくるでしょう。
今回は高齢者が犬を飼う際の注意点や条件について調べてみましたので、参考にしてくださいね。
高齢でも犬と暮らせる?
犬や他の動物と一緒に暮らすと心が豊かになりますよね。
でも犬を飼うにはいろいろな問題があります。
特に飼い主の年齢は大きな問題です。
犬の世話を最後まで責任を持ってできるかどうかはとても重要ですよね。
高齢でも犬と暮らせるのでしょうか?
一般的には犬を飼う年齢は60歳くらいまでが適切だと言われています。
でも、条件さえクリアすれば70歳や80歳でも犬と楽しく暮らせます。
では、どんな条件が必要なのでしょうか?
まずは犬のことについて見ていきましょう。
●犬種
犬種は人それぞれ好みがありますので、この犬種でなければダメということはありません。
でも高齢の方が飼うなら、おとなしい性格の犬がおすすめです。
また、大型犬は力が強くて散歩のときに引っ張ったりして危ないので、小型犬や中型犬がいいでしょう。
次に犬と飼い主の周りの環境について見ていきましょう。
お金に余裕があるか? 犬の飼育費用はエサやトリミングだけではなく、病気やケガのときの治療費もかかります。
予想外の出費に備えてお金に余裕があることが大切です。
●気持ちに余裕があるか?
犬も生き物ですから、いつかは別れが来ます。
ペットとの別れはとても辛いものです。
ペットを亡くしたときに心身に不調が出ることもあります。
これを“ペットロス”と言います。
別れのときに備えて気持ちに余裕があることが必要です。
●家族のサポートがあるか?
犬も年をとると介護が必要になることがあります。
飼い主も犬も高齢だと家族のサポートが欠かせません。
また、飼い主の方に何かあったときも家族のサポートが必要です。
一緒に住んでいなくても定期的に様子を見てくれる家族がいると安心です。
犬を飼うことは軽い気持ちで決めることではありません。
よく考えてから決めましょう。
犬を飼う人の年齢の目安は?
犬を飼う時に、自分の年齢がどう影響するか気にしたことはありますか?
人間の年齢なんて関係ないと思っている人もいるかもしれませんね。
でも実は、犬を飼うには最適な年齢があるのです。
子どもの場合はどうでしょうか。
1~2歳の子どもは何にでも手を出してしまいます。
親の言うことも聞かないことが多いです。
そんな時に犬を飼うと、大変なことになります。
犬もすぐに成長します。
大人になると力も強くなります。
子どもが思わぬところで犬に怪我をさせられるかもしれません。
犬を飼い始める始め
子どもが犬を飼うなら、3~4歳くらいがベストです。
犬は何歳まで飼える?
一方、大人の場合は60代くらいから気をつけなければなりません。
犬の平均寿命は2021年の時点で14.65歳です。
60歳で子犬を迎えたとしたら、犬が老犬になるのは67歳の時です。
70歳になったら、犬は介護が必要になることもあります。
飼い主は犬の世話をするのに体力が足りなくなっているかもしれません。
仕方なく犬を手放すことになることもあります。
前に書いた通り、家族や周りの人の助けがあれば、もっと高い年齢でも犬を飼えます。
でもそうでない場合は、50代までに飼うのが無難です。
ちなみに、犬を飼っている年齢で一番多いのは50代だそうです(一般社団法人ペットフード協会の調査による)。
まとめ:犬を70歳や80歳で飼うのは不可能ではない
ただし、その場合はお金や心の余裕、家族の協力などが必要です。
犬の種類によっても違いがありますので、飼う前によく調べましょう。
そして、子どもは3~4歳以上、大人は50代以内に飼うと、トラブルや問題を防げます。
犬も含めてすべてのペットには命があります。
最期まで面倒を見る決意と責任を持ち、軽い気持ちで飼わないでくださいね。