小学校でもらうお習字セットの下敷きってお手入れしたことありますか?
習字の授業が始まってから一度も洗ったことなくて、今の今まで何もしてません!っていう人もたくさんいると思います。
絶対汚れてますよね…?それを何年も放置するとどうなる…?!
そもそも、下敷きは手入れするものなの?
墨汁の汚れって落ちるの?
きれいにしないと何か問題があるの?
気になるあれこれを解消して、きれいな書き初めができたらうれしいですよね!
習字で使った下敷きは、洗ってきれいにしておく必要があるの?
下敷きは洗うのか。という疑問の答えは”洗う必要はない”です。
どう調べても、誰に聞いても、「こう洗いなさい」っていう答えが返ってこないんです。
曾祖父が書道を教えていたんですが、「洗ったことはない」って言ってました。
”墨が固まってどうしようもなくなったら新調する。”これが、正解のようです。
洗えないのなら、きれいに使いたい。ほったらかしはNG?
「洗えないなら仕方ない」と雑に扱い、何もせずそのままにしておくと…墨が固まり凹凸ができて書きにくくなります。
きれいに使うポイント
・筆に墨汁を含ませすぎない。(低学年の子には難しいかもしれません。)
・下敷きについてしまった墨は乾く前にできるだけ半紙でぬぐい取る。
・下敷きをしまう時は、畳まずに巻物のようにクルクル丸める。
これを守ってあげれば長くきれいに使えます‼
何もしないのはどうしても気になる‼下敷きに汚れなんとかできないの?
一般的には下敷きにお手入れは、素材によってできる・できないが分かれます。
一般的にみなさんの手元にあるものは大きくわけてフェルトとラシャの2種類です。
特徴としては↓
・フェルト製 ― 生地はやわらかく、摩擦や引っ張りに弱い。
・ラシャ製 ― フェルト生地よりしっかりとしていて固めで、伸び縮みしにくい。
洗濯できるのか。という疑問の答えとしては、洗濯機でガラガラすることは不可です。
ラシャ製なら、軽くつけ置いてもみ洗いをしてアイロンでしっかり伸ばすときれいになります。
それでも、墨の汚れは完全に落とすことは難しく、色が薄く残ってしまいます。
私は、小学生のころ墨汁がしみてしまったフェルト製の下敷きを洗濯機でガラガラしたら見事に縮んでヨレヨレになってしまい。母に、買いなおしてもらいました。(笑)
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習字セットの中には半紙サイズの下敷きしかありませんよね?
書き初めをするときは大きなサイズの下敷きが必要になります。
年に1度の書き初めのためだけに大きな下敷きを買いたくないな。。と、思っている人におすすめしたいのはこの2点
①厚手のフェルト
下敷きと同じ素材ですので、書きやすさ抜群です。
100均で大きなフェルトを購入したり、手芸屋さんで好きな大きさで買って、使いたいだけカットして使ういいですね。
②新聞紙
1枚だけだと薄くて安定感もないうえに墨がしみてしまいますので、何枚か重ね合わせて使用すると安定感があり書きやすいですよ。
曾祖父と習字の練習をするときには、何度も書き続けていたため、木の長机の上に新聞紙を敷き何度も練習していました。
まとめ
習字用の下敷きは、ある程度汚れがしみこまないように作られています。
それでも、汚してしまったときにはその場できれいにしておけば、習字をするのに困るような汚れはちょっとやそっとでは付きません。
つまり、多少墨がしみてしまってもたっぷりしみこむほどの墨汁の量でなければ対して気にする必要はないってことですね。
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