日々の生活において節電は重要な要素です。
多くの方が「電球を取り外すだけで本当に節電になるのか?」と疑問に思っているかもしれません。
この記事では、電球を取り外すことによる節電効果と、電気代を抑えることができる電球の種類について詳しくご紹介します。
電球を取り外すだけで節電に効果はあるのか?
「電球を取り外す」という行為が実際に節電につながるのか、多くの人が疑問に感じていると思います。
たとえば、6つある電球のうち3つを取り外した場合、節電になるのでしょうか。
その答えは「はい、節電になります」です。電球が点灯することで電力が消費され、電気代がかかります。
電球を取り外せば、その分の電気代は発生しないので節電につながります。電球が存在しなければ、電流は通過するだけで消費されません。
たとえば、車が行き止まりや通行止めの道を走らないように、電球が取り外されている場所には電気は流れないため、消費電力がないということです。
電球の種類によって消費電力は異なります。白熱電球は消費電力が最も大きく、電球型蛍光灯、LED電球の順に消費電力は小さくなります。
特に白熱電球を使用している場合、取り外すことで大きな節電効果が期待できますが、家が暗くなるデメリットも考慮が必要です。
切れた電球をそのままにしておくことで節電になる?
実は、切れた電球には電流が流れないため、消費電力は発生しません。
そのため、新しい電球に交換するまでそのままにしておくと節電効果があります。
さらに、ソケット部分にホコリや虫が入るのを防ぐこともできるため、切れた電球はそのままにしておくのが良いでしょう。
電球を取り外すことによる電気代の節約効果
では、電球を取り外すと具体的にどれくらい節約できるのでしょうか?
60Wの電球を6時間使用した場合の消費電力をもとに、各種電球の節約効果を見てみましょう。
以下は、一般的な60W電球を6時間使用した場合の電気代の比較です:
- 白熱電球:6時間で9.7円、月間で291円
- 電球型蛍光灯:6時間で1.78円、月間で53.4円
- LED電球:6時間で1.13円、月間で33.9円
白熱電球は消費電力が最も高いため、これを取り外すことで大きな節約効果が期待できます。
例えば5個の電球を使用している場合、月間で1,455円(291円×5)、年間で17,460円(1,455円×12)の節約になります。これは無視できない節約額です。
一方で、電球型蛍光灯やLED電球は消費電力が少なく、月間節約額は数百円程度です。
効率的な節電のためには電気代が安い電球を選ぶ
節電を効率的に行うためには、電気代が安いLED電球の選択が最適です。
LED電球は白熱電球と比較しても寿命が長く、長期的に見るとコストパフォーマンスが高くなります。
白熱電球が100円程度であるのに対し、LED電球は800円程度と初期投資は高いものの、寿命の長さと電気代の節約を考えると、最終的にはお得です。
最終的な節電アドバイス
この記事では、電球を取り外すことによる節電効果について詳しくご紹介しました。
電気代を少しでも節約するためには、LED電球への交換を検討し、使用頻度の低い場所の電球は取り外すことをおすすめします。
少しの工夫で、節電効果は大きくなります。