「鉛筆の芯の硬さと種類について」
鉛筆の芯の硬さを示す記号は、H、B、Fの3つですが、ご存知でしょうか?
「H」はHARD(硬い)を表し、「B」はBLACK(黒い)、「F」はFIRM(しっかりした)の意味です。
それでは、硬さについて…
硬くて薄い ⇔ 軟らかくて濃い 10H~2H、H、F、HB、B、2B~10B
です。数字が大きいほど硬く、大きな「B」の場合は柔らかく濃いです。
この硬さの違いは、材料の組み合わせによるものだと言われています♪
鉛筆の芯は、粘土と黒鉛(こくえん)でできています。
HBの鉛筆の場合、粘土:黒鉛=3:7だそうです。そして、これより粘土を多くすると硬くなります。
シャープペンシルの芯は、鉛筆と比べても非常に細いですが、それは粘土の代わりにプラスティックが使われているからだと言われています。だから、細い芯でも折れずに文字が書けるのだそうです。
しかし、20種類以上もの鉛筆があると、どれを選ぶべきか疑問に思うこともあるでしょう。
次に、さまざまな鉛筆の使い方について見てみましょう(^^♪」
鉛筆の芯の硬さに応じた使い方
・事務や学校での使用:
一般的に使用される鉛筆は、 H、HB、Bなど、中間的な硬さのものです。
小学生が使う場合、 柔らかいものとして2B~4B程度の鉛筆も選ばれます。
これらの鉛筆は力を入れずに書くことができ、 書いた文字がはっきりと濃く見えます。
また、マークシートのテストでは、 HB程度の鉛筆が指定されることもあります。
・デッサンや絵を描く際:
絵を描く際には、3B~6Bの鉛筆がよく使われます。
これらの鉛筆は柔らかく、黒の発色が濃いため、 濃淡の変化をつけやすく、消しゴムでも消しやすくなります。
・製図用の鉛筆:
最後に、硬い鉛筆の使用法ですが、 これは主に製図に使用されます。
一般的な製図では、2H~6Hの鉛筆が使われ、 精密な製図には7H~8Hの鉛筆が使用されることもあります。
硬い鉛筆はにじまず、こすれてもぼやけず、 細かいラインを引くのに適しています。
まとめ
以上が一般的な使い分けですが、 もちろん個人の好みもあります。
次に文房具売り場に行く際には、 子供の学校用にHBかB程度の鉛筆を購入しようと思います。