熊谷桜堤は、江戸時代から知られる桜の名所で、「さくら名所100選」に選ばれています。
熊谷駅南口から徒歩5分と便利な場所にあります。
荒川の土手の下に約2kmにわたって咲いている、約500本のソメイヨシノが満開となると素晴らしい眺めです。
さくら祭りの期間中はライトアップされ、ライトアップされた夜桜は神秘的です。
人気スポットで、毎年県内はもちろん県外からもたくさんのお花見客がやってきます。
さくら祭りの期間中は、例年約10万人の人出があります。
埼玉県内のさくらの名所として、大宮公園に続いて3位の名所です。
2018年の熊谷桜堤の見頃とライトアップ時間などをまとめてみました。
1.熊谷桜堤について
まず、熊谷桜堤の歴史についてお話しします。
熊谷桜堤の歴史は、約400年前に遡(さかのぼ)ります。
戦国時代、当時鉢形城の城主・北条氏那が、荒川の氾濫に備えて桜の木を川沿いに植えたのが始まりです。
お花見の場所としては、江戸時代から人気の場所でしたが、明治時代になり桜が枯れてしまって、1886年(明治19年)から植樹が開始されました。
桜の木は年々本数を増やされ、大正12年(1923年)に、史跡名勝天然記念物の指定を受けました。
しかし、1925年(大正14年) に大火にあい、多くが焼失してしまいました。
現在の熊谷桜堤が誕生したのは、1952年(昭和27年)です。
1952年(昭和27年)に、荒川改修が行われ、新しく熊谷堤が築かれました。
その際に、熊谷市の市制施行20周年を記念して桜の植樹が行われ、現在の熊谷桜堤が誕生したのです。
2.見頃と開花予想、ライトアップ時間
熊谷桜堤の見頃と開花予想およびライトアップについて書いていきます。
1.さくらの開花とは?
・桜の「開花」とは、標本木に5~6輪花が開いた時のことです。
・熊谷での開花は?
熊谷での平年の開花は3月29日です。
気象庁では、平成21年から桜の開花情報の提供を行っていませんので、民間機関の開花予想などを利用してください。
インターネットの検索サイトで「桜 開花予想」などのキーワードで検索することができます。
2.桜の見頃時期は?
例年 3月下旬~4月上旬が見頃です。
3.まつりの開催期間は?
例年3月下旬~4月上旬に行われます。
今年の、詳しい日にちは熊谷市のホームページで確認してください。
4.夜桜のライトアップ期間
桜の開花に合わせて行われます。
5.ライトアップの時間
ライトアップは18:00~21:00まで行われます。
6.問い合わせ先
熊谷市観光協会(商業観光課内)
電話:048-524-1111(内線313)
3.アクセス、無料臨時駐車場と混雑状況
アクセスと駐車場と混雑状況について書いていきます。
1.アクセス
・電車の場合は、
JRを利用しますと、高崎線または上越新幹線とも『熊谷駅』下車後、徒歩約5分です。
私鉄ですと、秩父鉄道『熊谷駅』下車後、徒歩約5分です。
・車の場合は、
関越自動車道「東松山IC」で降りて県道173号線に入り、国道407号を経由して約40分かかります。
カーナビに「熊谷市河原町2」と入力してください。
遠くから来られるホテルは↓↓から探すとよいでしょう。
2.無料臨時駐車場と混雑状況
作業3日目。昨日は駐車場案内看板を設置しました。入出庫時はお気をつけください。ここ連日、風の強い日が続いておりますが、熊谷さくら祭が開始される3/27(金)は穏やかな日となる模様、それに合わせて桜の花も咲いてくれることを期待します。 pic.twitter.com/DG9k6T4PAC
— 熊谷市観光協会 (@kumagayaPR) 2015年3月26日
例年、荒川運動公園が、桜の開花に合わせて臨時駐車場として開設されます。
この臨時駐車場には約250台駐車できます。
しかし、この無料駐車場は早い時間帯から満車となってしまいます。
特に、土日祝など休日は注意が必要です。
満車になった場合を想定して、グークールマップで周辺の有料駐車場を調べてみました。
JR高崎線熊谷駅の南口方面が熊谷桜堤です。
有料駐車場に駐車するなら、便利なのは駅の南側にある駐車場です。
駐車場料金は1日駐車して、おおよその目安ですが500円前後です。
さくら祭り期間中は渋滞や駐車場の混雑が予想されます。
熊谷駅から徒歩で5分と近いことからも、公共交通機関の利用をおすすめします。
他にもホテルはあるので、早めに宿・ホテルを予約して確保しましょう。
3.熊谷桜堤にお花見期間中は屋台はあり、バーベキューはできるのか?
屋台とバーベキューができるのかについて書いていきます。
1.屋台について
さくら祭り期間中に、屋台が出るのか調べてみました。
すると、「さくら祭り」開催期間中に、屋台は100以上のお店が出店されるようです。
ただし、屋台の前は道幅が狭いことから、テーブルなどは設置されていません。
屋台で買って、お花見をしながら食べている人も多いようです。
屋台の数が多いことから、屋台で買って食べてお腹いっぱいになりますね。
屋台が終了する時間はライトアップ終了時間までです。
さくら祭り期間中は、カラオケ大会や、地元のよさこいチームの演舞の観賞ができます。
このように、桜を見る以外にもイベントがいっぱいあって楽しめます。
ニャオざねまつりに行ってきました。熊谷市の市民活動団体が多数参加し、ステージでは市内外のよさこいチームによる演舞などが行われ盛り上がりました。
詳しくはこちらからどうぞ。http://t.co/7OahNVo8lW pic.twitter.com/enu3MQYb4N— くまがやねっと・くまがや館 (@kumagayakan) 2015年10月11日
2.バーベキューはできる?
桜を見ながらお弁当を食べるのも格別ですが、せっかくですから、仲間とバーベキューを楽しみたいですよね。
しかし、熊谷荒川緑地での、バーベキューは禁止となってます。
熊谷市内でバーベキューができる公園は「桜リバーサイドパーク」のみということです。
花見で簡単にできるセットバーベキュー&コンロセットがおすすめです
3.トイレの場所
お花見でお酒を飲んだりすると、トイレが近いですよね。
また、小さい子供さんをお連れのお母さんはオムツ替えできる場所が必要だと思います。
しかし、桜堤には、トイレや赤ちゃんのオムツ替えできる場所は設置されていません。
トイレは、市民体育館1カ所と、荒川公園にある2カ所の計3カ所だけです。
女性のトイレは大変混雑しますので事前に済ませておきましょう。
4.まとめ
約500本のソメイヨシノの満開時は、素晴らしい景色を眺めることができます。
熊谷桜堤の桜祭りの期間中は、河川敷を無料駐車場として開放していますが、例年すぐに満車になります。
駅から徒歩で5分と近い場所にありますので、公共交通機関の利用をおすすめします。
屋台も沢山出ており、イベントも数多くおこなわれていて、花見と一緒に楽しめます。
あなたも、この春は、是非熊谷桜堤の桜を見に出かけてみましょう。
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