正月(大晦日)にお風呂に入らない3つの理由とは?
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正月(大晦日)にお風呂に入らない3つの理由とは?

04:冬(12~2月)
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1月1日の夜にはお風呂に入らない。

 

家庭や地域によって、そんな風習が
あるのをご存知ですか?

 

結婚してから、相手のご家族とお正月を
過ごして初めて知った、なんていう人も多いこの風習。

 

小さい頃から身についていた人もいれば、
そんな風習があることをまったく知らなかったという人
もいると思います。

 

結婚をすれば、お互いの家庭のやり方の違いに
戸惑うことも多いですよね。

 

もしかしたら、このお正月のお風呂に関する風習の知識が、
結婚生活などのふとした瞬間に役立つかもしれません。

 

知っておいて損はない、元旦にお風呂に
入らない風習についてご紹介します。

 

元旦にはお風呂に入らない理由とは?

 

元旦にお風呂に入らず、1月2日に朝風呂
するというお正月の風習。

 

これは家庭によって、昔から取り入れている
というところもあるようです。

 

知らない人からしたら一見不思議なこの風習。

 

いったい、なぜ1月1日にはお風呂に入らないのでしょうか。

 

その理由の考え方もいろいろあるようです。

これから3つの理由について紹介していきますね。

 

1.福を流してしまわないようにするため

 

元旦には、初日の出とともに歳神様などが訪れると言われています。

 

昔から、歳神様がお正月に家に来ると考えられており、
そのお迎えのためにしめ縄や門松を飾るとされているのです。

 

そんなご利益のある元旦にお風呂に入ってしまうと、
せっかく歳神様が来てくれたことによりついた福が
洗い流されてしまう、という考えがあるのです。

 

そのため、元旦には福を落とさないようにするため
お風呂に入らず、2日になってから入るという風習が
生まれたのです。

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2.火の神様を休ませるため

 

 

もう1つ考えられている理由が、
火の神様を休ませるためというものです。

 

 

昔は、お風呂は火で焚いていましたよね。

 

そのため、元旦には火の神様を休ませるために、
お風呂を沸かさないようにするという風習が
あったとも考えられています。

 

現代ではお風呂を火で焚くことも一般家庭では
ほとんどなくなってしまったため、
なかなか思いつきにくい理由ですね。

火の神様は昔の風習であるが、実はドラクエでも出てきている

しかし、昔のお風呂事情などを考えると、
なるほど、と感じる風習ですね。

火の神様といいったらドラクエ7だったかな。

火の神様が怒って祭りが中止になったイベントもあったような

今では祭り以外では火の神様をあがめることはないでしょうが、
火の神様がいなければ火は使えないのでお正月はお風呂に入らないというのもいいかもしれませんね。(^^)

 

3.女性を休ませるため

 

そして、もう1つ言われているのが、
女性を休ませるため
お正月はお風呂に入らないという理由です。

 

今でこそお風呂を沸かすのも
簡単な作業になりましたが、
昔は薪を運んだり火をおこしたり、

昔はお風呂を入れるのも一苦労の作業でした。

 

家事などの作業は、特に昔は基本的には
女性の仕事とされていました。

 

元旦や三が日は、もともと女性を働かせないという
風習があるとも言われています。

 

そのような理由から、元旦くらいは
女性を休ませるため、
お風呂には入らないという風習ができたという
考えもあるようです。

 

まとめ

 

福を落とさないようにするため、
火の神様を休ませるため、女性を休ませるためなど、
元旦にお風呂に入らない理由もいろいろあるんですね。

 

決まった理由というよりは、家庭による昔からの
言い伝えによってさまざまな理由があるようです。

 

女性を休めるようお風呂を沸かさない、
その理由付けのために、
火の神様を休ませるという考え方が

生まれたという説もあります。

 

元旦にお風呂に入らないことで、
福も逃げず女性も休むことができる。

考え方によっては、とても素敵な風習かもしれませんね。

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