新幹線でのお弁当問題…意外とシビアな問題ですよね。
新幹線は長い時間乗っているので、その間に小腹が空いてしまう事もよくあります。
駅弁目当てに新幹線に乗る人もいるので、新幹線で飲食する人たちもたくさんいるのではないでしょうか。
かくいう私もつい何かを口にしてしまう傾向のある方なんですけれども。
あまり行かない場所の名物を食べたくなるのは人の心理だと勝手に思っています。
しかし、みんながみんなそうではないという事もありますよね?
そこで今回は新幹線でのお弁当問題を勝手に白黒つけてみたいと思います。
新幹線で隣に人がいても弁当を食べても大丈夫?
新幹線で知らない人が隣に座っている時は何をするにも気を遣いますよね。
正直なところ、腕一本動かすだけでもそーっとする場で果たして何も気にせずお弁当が食べられるか否か。
答えはもちろん「否!」です。
知り合い同士なら食べるタイミングが多少ずれたりずっと何か食べていてもしてもなんとも思いませんが、全くの知らない人の場合はとても気を遣う場面です。
食べているところを人に見られる事が恥ずかしかったり苦手な人もいると思います。
特に一人で乗っている若い人は抵抗を感じてしまう傾向が多くみられる気がします。
そもそも立場や新幹線に乗る目的によってテンションの違いもあります。
旅行などの娯楽の場合は駅弁ってもの自体がイベントとして組みまれている場合が多く思うのですが、ビジネスマンの方々はそうでもないのでここで若干の温度差が発生してしまいます。
その差は埋められようもないものなので仕方がないのです。
しかしお腹は減るものなので、どうしても食べたい!と思った時には腹をくくってお隣さんに聞くしかないと思っています。
「お弁当、食べてもいいですか?」と。
現に私はそうしているのですが、ちゃんとお伺いを立てれば「駄目だ!」という人はそうそういません。
何も気にせず気遣いもないまま隣でお弁当を食べられるよりは、一言断って食べる方がどちらも悪い気はしません。
もちろんお隣にご迷惑にならないように、騒いだり場所の浸食などは避けて食べてくれればきっと文句を言う人もいないと思います。
お隣が知らない人だった場合の飲食は一声掛けてからするのが無難だと思います。
駅弁を食べるタイミングはどうする?
これは人それぞれかと思いますが、私はお腹が空いてれば乗ってからすぐに食べてしまうタイプです。
降りる駅にもよりますが、食べてから一息ついて降りたいと思っているからです。
降りる直前にバタバタと片付けをしていると汚れたまま退席することになり、次に座る人にも隣の人も嫌な気持ちにさせてしまいます。
落ち着いてゆっくり片付けができるように余裕を持って食べたいと思うので、早めに食べておこうと思うタイプです。
他にどのタイミングがあるのか調べてみると、景色がいい場所を通る時を狙って食べる人もいました。
「旅番組とかでいいロケーションを背景に駅弁を食べる」みたいなシーンは確かによく見られるし、せっかくの駅弁だったらいい景色と堪能したい気持ちも分からなくないな、と思いました。
あとはお昼ご飯を食べるであろう時間帯になったら食べるという時間に伴うパターンの人もいますよね。
お昼時ならみんな食べるし、例え食べない人がいても「だってランチの時間なんだもの」と大義名分がたつので、周りの目が気になる人は時間に伴って食べれば気兼ねなく食事ができるかもしれませんね。
新幹線での飲食マナーとは?食べてもいいものとNGなものは何?
新幹線で食事をする時は家やレストランとは違って場所が狭くて自分が使える範囲が限られます。
隣の席との距離も近いし、手荷物もあって置き場に困ってしまったりする事も多々あります。
自分1人で使っている訳ではないので、お互いに配慮してゴミなどで物を汚してしまったりご近所の席の場所を浸食してしまう事は絶対にしてはいけませんよね。
食べる物の種類にも気を付けたい点があります。
まずはあまりいないとは思いますが、汁物を持ち込まない方がいいと思います。
万が一、こぼしてしまったりすると周囲に大変迷惑が掛かってしまうのはもちろんですが、
自分の荷物などにも被害が及ぶかもしれません。
新幹線などの揺れる乗り物では飲み物もキャップやフタのついたペットボトルや水筒で持ち込んだ方が安全だし、気兼ねなく使えますよね。
それとファストフードなどの匂いの強い飲食物は控えた方がいいのかもしれません。
新幹線で豚まんはだめらしいので、こっちにした!東京へ pic.twitter.com/14eTTIsscN
— Hiroyuki Ikegami (@hikegam) 2018年5月23日
お店によってはパッケージに「新幹線や駅構内での飲食は控えてください」などのシールが貼ってあるものもあるようなのですが、さすがにそれには驚きました。
きっと飲食していた人ではなく、お店にクレームが入ってしまったのかもしれませんね。
横浜の名物であるシウマイ弁当や大阪の551蓬莱のパッケージにもこの記載があるようです。
美味しいのに…。
しかし匂いが強いものというのはどこでも問題になりますが、新幹線の車内に匂いが充満すると、気分が悪くなる方もいると思います。
アルコールなども匂うので、控えられるようなら控えた方がいいんじゃないかと思います。
通常の食事をする時のマナーに加えて、周囲の人の事を考えてちょーっと気を付けるだけで新幹線での飲食マナーは大丈夫だと思います。
あ、美味しすぎてとか楽しすぎてつい騒いでしまう気持ちも分からなくないですが、大声や大きな動きも控えましょうね。
新幹線での食べ物おすすめ5選
これはもうまず挙げられるのは「駅弁」です!!
1.駅弁
その地域ごとにたくさんの種類があって1回行っただけでは全部食べられないため、選ぶ時からすでにイベント状態になって楽しいのです!
内容も豊富で、凝ったものからサッと食べられるお弁当もあるので老若男女問わず好きなものを選んで食べられるんじゃないかと思います。
先ほど書きましたが、匂いにだけは気を付けて選んだ方がよさそうです。
2番目に挙げたいのは「カフェごはん」です。
2.カフェごはん
ファストフードとは違って匂いもさほど強くありませんし、コーヒーとサンドイッチのセットを頼んでおけばお手提げ1つで1食分サラッと持ち込めます。
ゴミも少なくて済みますし、スマートに見えてちょっとカッコよく見えちゃいます(笑)
行く場所によってはサンドイッチなどの中身も選べるし、お気軽に野菜も摂れるので私は結構重宝して使っています。
3番目は「コンビニの軽食」です。
3.コンビニの軽食
コンビニのおにぎりやサンドイッチは例え匂ったとしても微々たるものだし、多くの人が食べるものなので文句も出る可能性が低く思えます。
何より食べ慣れているので周りの目が気になる人はサッと食べられていいんじゃないかと思います。
お手頃価格でゴミもそんなに多くならないし、許容範囲も他のものと比べたら広い気がするので1人ランチでも気にせず食べられると思います。
4番目は「咀嚼の音があまりしないお菓子」です。
4.咀嚼の音があまりしないお菓子
私は自分のでも他人のでも咀嚼の音があまり好きではないので普段からあまり咀嚼の音がしないお菓子を好んで食べるのですが、その理由として新幹線の中は狭いので音が響いてしまう気がしています。
お弁当やおにぎりとかまではいらないけど小腹が…って時には音の気にならないお菓子を選ぶとトラブルは回避することができる気がします。
あとポロポロと食べこぼすのも好きではないし見ていていい気分にはならないので、一口で口に入れられるものをおすすめします。
5番目は「ゼリー飲料、栄養ドリンク」です。
5.ゼリー飲料、栄養ドリンク
食べるのはちょっと…という人にもこれだったら何とかいけるんじゃないでしょうか。
腹持ちは良くないかもしれませんが、とりあえずの空腹凌ぎにはなります。
ゴミもコンパクトになりますし、持ち運ぶのも面倒じゃないですよね。
健康面ではちょっと良くないかもしれませんが、人前で食べるのが苦手な人にはおすすめです。
まとめ
新幹線での飲食について書いてみましたが、どうでしたか?
新幹線だけではありませんが、世の中いろんな人がいます。
人前での食事に戸惑ってしまう人、匂いで酔ってしまう人、美味しく食事をしたい人などなど…。
たくさんの人が利用する公共の場である事を忘れず、お互いが気を遣いあう事ができたら何の問題もなく移動時間を過ごせると思います。
お弁当を食べる時には周囲に気を付けながら、周囲もあまり気を張らずに美味しく食べる事ができたらいいですね。