東海道新幹線に乗っていて車掌について気になることも多いと思います。
内容としては新幹線の車掌の人数は何人でどこにいて呼ぶにはどうしたらいいのか、また車掌になるにはどうしたらよいのか調べてみました。
新幹線で車掌はどこにいる?
ひかり・のぞみ(N700系の16両編成)の車掌はどこ?
車掌は少なくとも1人は車掌室にいます。
N700系では8号車です。今は東海道新幹線はN700系に統一されていて、のぞみ、ひかり、こだまはコンセント位置など細かい違いこそあるものの、すべてほぼ同じ車両です。
山陽新幹線に直通するのぞみ、ひかりの16両編成のものも同様に8号車です。
山陽・九州新幹線のみずほ・さくら・ひかり・こだま8両編成の車掌室はどこ?
山陽・九州新幹線のみずほ・さくら・ひかり・こだまは8両編成の車両が使われますが、車掌は6号車です。
車両としては500系、700系7000番代(レールスター)、N700系8両編成が使われます。
車掌室までテレホンカードを買いに行った思い出
今は山陽新幹線でこだまとして余生を過ごしている500系新幹線で昔テレホンカードを買うのに1号車から10号車まで買いに行ったことがありますよ。(笑)
1両が25mなので250m歩いたので結構疲れました。
いい運動にはなりました。
今は500系は8両編成に短くなってこだまとして走っていて、16両編成の車両は存在しないので貴重な経験でした。500系は300キロ走行するとN700に比べるとかなり揺れた思い出があります。
新幹線で困って車掌に用事がある時に呼ぶにはどうしたらいい?
新幹線で車掌さんを呼ぶには緊急の用事ならばSOSボタンを押します。
ただ、よほど緊急でない限りは使うと迷惑がかかります。
それ以外の乗り継ぎや車内精算をしたいならばまわってくるのを待つか、急ぎの場合は前述の車掌室へ行きましょう。
一番前か一番後ろの部屋に入った場合はノックしてもいいかと思います。
運転のじゃまになる可能性があるので基本的に車掌室に行くようにしましょう。
飛行機のようにボタンがあればいいんだけどね。
今はそんなものはないから歩くしかないですよ。
いい運動になるので頑張って歩きましょう。
東海道新幹線は混んでるからあるきにくいから嫌だな。
私が歩いたのは山陽なので。(^^)
新幹線の14,15,16号車が空いている理由とは?

車掌さんには気軽に相談してもいい?
新幹線の車掌さんは、乗客の皆さんの安全と快適な旅をサポートするためにいますから、何か不明点や困ったことがあれば、遠慮なく相談してくださいね。
時刻表の確認、乗り換えについての情報、忘れ物や落とし物の相談、体調が悪くなった時の対応など、様々なことでお手伝いしてくれますよ。
ただし、車掌さんも業務中は忙しいことが多いので、緊急でない場合は、彼らが巡回している時に声をかけると良いでしょう。
相談事例
乗客の方々が新幹線の車掌さんによく相談する内容には、以下のようなものがあります。
乗り換えについて:
列車の接続や乗り換え駅の情報についての質問。
運行情報:
列車の遅延や運休に関する最新情報。
忘れ物・落とし物:
座席やトイレなど車内での忘れ物や落とし物に気付いたとき。
体調不良:
急な体調不良や、医療的なアシスタンスが必要な場合。
座席に関すること:
予約していた席が取れなかった、座席のトラブル、隣の乗客とのトラブルなど。
新幹線の座席に関して乗客が質問するかもしれない一般的な内容をご紹介しますね。
- 座席の予約状況: 「指定席を予約していないのですが、空席はありますか?」
- 座席の移動: 「この席が窮屈なのですが、空いている席に移ってもいいですか?」
- グリーン車と普通車の違い: 「グリーン車と普通車ではどのような違いがありますか?」
- 座席の設備について: 「コンセントはどの席にありますか?」
- リクライニング機能の使い方: 「座席のリクライニングはどうやって調整すればいいですか?」
- 子供用の座席: 「子供を連れているのですが、チャイルドシートはありますか?」
- 荷物の置き場: 「大きなスーツケースはどこに置けばいいですか?」
- 隣の座席との問題: 「隣の乗客がうるさいのですが、座席を変えてもらえますか?」
施設の利用:
トイレや車内販売、喫煙スペースなどの施設に関する質問。
荷物の扱い:
手荷物の置き場所や大きな荷物の対応について。
子連れのサポート:
子どもを連れての乗車での様々なサポートについて。
安全に関すること:
車内での怪しい人物や違和感を感じる事象について。
サービスに関すること:
Wi-Fiの接続方法や充電設備に関する情報。
これらは一例ですが、車掌さんは乗客の安全と快適な旅をサポートするために様々な相談に応じています。何かお困りのことがあれば、遠慮なく車掌さんに声をかけてみてくださいね。
車掌さんに相談するタイミング
新幹線の車掌さんは、基本的に列車運行中はいつでも乗客の相談に応じています。ただし、彼らには様々な業務があるため、以下の点を考慮するとスムーズかと思います。
- チケット検札時: 車掌さんがチケット検札に来た際は、直接相談する絶好の機会です。
- 巡回中: 車掌さんが車両を巡回している時も、相談しやすいタイミングです。
- 非繁忙時間帯: 食事時間帯などの繁忙時間を避け、乗客が比較的少ない時間帯を狙うと、より丁寧な対応を受けやすいかもしれません。
- 乗車前後: 列車の発車前後や、最終目的地に近づいたときは、車掌さんが車両の出入り口付近に立っていることがありますので、その時に声をかけるのも良いでしょう。
もし緊急でない相談であれば、車掌さんが忙しそうでないときを見計らって声をかけるのが良いマナーです。
緊急の場合は、時間帯に関わらずすぐに車掌さんに知らせるべきです。
また、車掌室を訪ねることは一般的ではないため、車内のインターホンや非常通報ボタンを利用するか、車掌さんが巡回しているのを待つのが良いでしょう。
新幹線の車掌さんの人数
東海道新幹線で勤務した事がある人に聞いてみたところ
車掌は3人います。
車掌さんの仕事内容
仕事内容は駅についたときのドアの開閉、アナウンス、切符の確認、車内放送です。
切符の確認は基本的に車掌がしますが、東海道新幹線では車掌以外も切符の確認をします。
車掌以外の人とはパーサーといってJRの関連会社で業務に携わっているのはアルバイトか契約社員という非正規社員です。
アルバイトといえども遅刻はもちろん許されません。
昔は指定席も含めてやっていましたが、今は基本的に自由席だけです。
コロナ禍は自由席でも切符の改札はあまりやっていなかった印象があります。
ただ、コロナ禍が開けて自由席でも切符確認が再開されてきました。
自由席の切符確認については以下の記事をご覧ください。


新幹線の車掌になるにはどうすればいいのか?
JR東海の場合、そもそも新幹線と在来線で採用枠が違います。
なので、在来線部門で採用されたら夢の新幹線の車掌になることはできません。
新幹線事業本部で採用されると新幹線駅の駅員、新幹線車掌、新幹線運転士というようにステップアップします。
JR西日本は在来線から始まって新幹線の車掌になる人が多いです。
試験が難関で狭き門といわれています。
知識や技能はもちろん必要ですが、所長の推薦も必要なので所長に好かれなければいけません。
無事新幹線の車掌になってからがスタートで試験と研修の日々が続きます。
新幹線に乗っていると車掌は楽しそうですが、とても大変な仕事であることが分かります。
大変な分やりがいはあるのは間違いないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
困ったときは新幹線車掌にお願いできるようにどこに何人いるのかどうやって呼べばいいのか知っておくといいです。
車掌になりたい人は相当な覚悟が必要ですが、とてもやりがいがあるのはまちがいないのでがんばりがいがありますね。
新幹線を子供だけで安心で乗せるは以下の記事で解説しています。
